記録は
不倫発覚からを振り返って
【テーマ】に分けて書いています。
今の私は【リアルタイム】に書いています
つづき
実家から帰ってきて
私には
やる事があった。
地域の福祉課に行き
義父の介護について
相談する事。
夫の不倫が発覚する
すぐ前。
義父は家で一人倒れた。
支離滅裂な電話を受けた私は
家に駆けつけて
倒れた義父を発見して
救急車を呼んだ。
義父は80を超えていて
若く見えたし
生活も1人で出来ていたけど
こういうのは急に来るよ
という話を聞いていた私は
それを
身をもって感じた。
幸いその時は
検査後に
病院から戻って来られる程度だったが、
知り合い達のアドバイスを受け
介護支援認定や介護認定は
早めに福祉課へ繋がろうと
考えていた矢先の
不倫発覚だった。
義父は
夫の不倫を知っていたから
自分の事は気にするなと
言ってくれたけど、
私には義務感もあったし
心配をかけた償いの気持ちもあった。
地域の区役所の分室に、
Oさんは居た。
50代で
さっぱりした笑顔
華奢なボブヘアの女性だった。
介護認定や手続きや
生活の困りごとについて、
寄り添って
話しを聞いて下さった。
義父が
別の職員と話している時、
私はOさんと世間話をした。
家族構成や、
夫の事を聞かれた。
お嫁さんなんですか!
ご主人は何て仰っているんですか?
お父様のご相談に
いらっしゃるなんて、
感謝してらっしゃるでしょ!
私は言葉に詰まった。
気がついたら
あの、、、
夫は多分、不倫しているんです。
私も義父をどこまでサポートできるか
分からないんです。
ひょっとしたら
離婚するかもしれない。
夫と義父は仲が良くなくて。
離婚したら義父はどうなるのか。
だから、
介護認定が欲しいんです。
初対面なのに
ここまで、話してしまった。
なんだか泣けてきた。
Oさんは
さっと、
私の顔が義父から見えないように
私の前に立った。
大丈夫だった?
辛かったでしょ。
あちらに言って話しましょう。
別室に
私を連れて行ってくれた。
Oさんは
今月転職してきたばかりで
前職は看護師だったそう。
あぁ、そうか。
だからこんなに安心するのか。
部屋に入ると
私は涙が出てきてしまい
Oさんは
ずっと背中をさすって
大丈夫よ。
と、言ってくれた。
※この辺りは
直接不倫と関係ない話だけど、
そんな事を経験したから出会えた
素敵な人の話を
忘れないように書いていきたいと
思っています。
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