あまりに可愛くて買ってしまった
我が家はバレンタインに息子にチョコをあげることもしてないし、わたし自身もこの時期花粉症対策に甘いものは控えているのに、どうしましょ。
チマチマと、1つずつ食べようかな?
そのくらいなら大丈夫かな?
ロマ男な息子は、仲良し女子にチョコをあげたいらしい。
バレンタインに渡すべきか、(もらえるかどうか関係なく)ホワイトデーに渡すべきか、悩んでました。
どっちがよいのだろう?
男子はホワイトデー?
それとも男女問わず、ホワイトデーはお返し?
祝合格
さて、私のこと。
昨年11月に、行政書士という、法律系の国家資格を受験していました。
2022年の12月から、細々と独学で1年弱勉強して、2023年11月に受験。
そして1月末に発表があり、無事に合格
自己採点でも合格確実だったので、最初は「あーよかった」くらいに冷めた反応だったんですが。
(もちろんうれしかったけどね!)
実は、私、大学生の頃、司法試験の勉強をしてたんです。
わりと真面目に、本気で。
大学1年の頃から、週に2回、学校で21時までの特別講義を受けたり、3年からは放課後に予備校にも通ったり。
よく「文系の大学生は勉強しない」とか聞くけど、私は大学時代が1番勉強しました。
まぁそれまでがやらなさすぎたとも言えるけど。
そして、人並みにバイトしたり遊んだりもしたので、全てを注いだわけではないけども、わたしの中ではまぁやった方かなと。
在学中から、そこそこいい成績だったので、
卒業後も就職はせずに勉強を続けて。
ロースクールに移行する最初の世代で、私はロースクールには行かずに旧司法試験にチャレンジしてました。
結果、いいところまではいったんだけど、
合格はできず、あと1年頑張る余力は残ってなくて…諦めて、就職して、今に至ります。
諦める前の1年間は、精神的に追い込まれてかなり辛くて…限界だったなぁと今でも思います。
それ以来、弁護士・検察官・裁判官には大いにコンプレックスを抱いてますが笑、
それなりに幸せに暮らしているし、特にあの頃のことを引きずることもなく過ごしていました。
そして、40代になり、セカンドキャリアを考えたときに、何か資格を持っていたいな〜という軽い気持ちから行政書士の試験を受けようと思い立ち。
おそるおそる勉強を始めてみたら、驚くほど昔の貯金が残っていました。
初めて勉強する科目もあって、それはゼロから勉強したけど、昔、司法試験用に勉強した科目は、問題を解きながら記憶を掘り起こしたら、どんどん記憶が蘇り、解けていく。
法改正があったから新しくやった部分もあるけど、基礎がしっかり固まってるので、本当に負担が軽かったし、なにより楽しかった。
なので、勉強時間も、かけたお金も、多分ミニマムだったと思います。
(1日平均1時間いかない程度、さすがに直前の土日は3〜4時間やりましたが)
それで合格するなんてすごいでしょ!という話では決してなくて、それほど、あの頃ちゃんとがんばったんだなと思って。
試験に落ちた当時はもちろん、その後も、
「勉強量が足りなかったのか?」
「勉強の質が悪かったのか?」
と、あと一歩及ばなかった自分、頑張りきれなかった自分に、20年ずっと自信をなくしていましたが、おそらく量も質も、大きくズレてることはなかったんじゃないかと思う。
もちろん、合格した人に比べたら、足りなかったものがあったから落ちたわけですが、
やってたことは間違えてはなかったんだと思う。
そんなことを考えたら、20年前の自分が、いま、ようやく報われた気がして、後からジワジワと喜びがひろがり、うれしくて涙がぽろぽろと
親にも、それはそれは課金してもらったので、ようやく形のある成果が出せて、ありがとうと伝えられました。
20年前、撤退は自分で決めたことなので、割り切って過ごしてきたけど、
引っかかっていたものが色々あったんだなぁと、今にして思います。
当初目標にしていた形とは全く違うけれど、
目に見える形になって報われて、本当によかった。
特に諦める前のラスト1年間、本当につらい日々だったので、あの頃の自分をいま労ってあげたいです。
がんばってくれて、ありがとう。
試験にチャレンジすることそのものが怖くてずっと避けてきたけど、やってみよう!と思った去年の自分にも、ありがとう!
…って、こんな記事書いたら身バレする?!
しないよね?
多分行政書士試験って、こんな感じの人結構いるよね?!
こうやって、ずっと失敗だったと思っていたものが無駄じゃなかったと思えて、人生は、何が成功で、何が失敗かなんて、本当に最後までわからないものなんだろうなとつくづく思います。
私にできることは、与えられたチャンスにベストを尽くすのみ。
これからも、精進します