私が人生で1番読んでいるであろう愛読書。
黒柳徹子さんの窓ぎわのトットちゃん。
いま、手元にあるもので多分3代目。
自己肯定感、多様性、思いやり、優しさ、ユーモア、戦争の話…etc
人として生きるうえで、
大事なことは全部この本に詰め込まれてる
と言っても過言ではないと思ってます。
いつか息子にも読んでほしくて、
でも押しつけになるのも嫌だし、
早すぎてスルーされるのももったいないし、と思いながら、
最近の息子の読書ブームに期待して、満を辞して、トットちゃんの絵本を購入してみました。
原作よりいわさきちひろさんの絵が多くてオススメ!
息子の反応は、というと、
最初は独特な絵に「…なんか雑な絵だね」と残念な正直すぎる感想でしたが、
一話読んだら、食いついた
そして、ふと気づいたら、
足の指可愛すぎか
どぇぇぇーーー!!!!
わたしの文庫本読んでるー!!!!
これには度肝抜かれました。
いや、いいけど…
字が小さいから視力に影響しそうで心配。
(本を読む姿勢については日々口うるさく言ってますが…リラックスしてくるとダメなのよね)
文庫本も買おうかな。
徹子さん、ご高齢ですが、まだまだお元気で現役でいてほしいです
聖地巡礼
そして先日、トットちゃんを読んだ息子が「ケイコクってなに?」と聞いてきたことをきっかけに、トットちゃんに出てくる場所にお出かけしてきました。
まずは、等々力渓谷。
「トドロキケイコクハンゴウスイサン」の舞台ですね。
息子よ、これが渓谷ですよ。
だいぶ整備されてるけど、歩道が細くて結構ヒヤヒヤ。
23区内唯一残る渓谷は、緑が生い茂り、ひんやり涼しくて、癒しそのものでした。
きっと当時はこんなに手も入っておらず、自然の渓谷そのものだったんでしょうね。
次は「肝だめし」の舞台、九品仏。
参道を通り抜けると、
奥沢城跡があったり、
圧巻の大銀杏。
九品仏、という名前のとおり、寺内には9躰一組の阿弥陀如来があるんですって。
点在する建物に、それぞれ安置されており、本堂には上がって拝むことができました。
お寺の境内ということで、写真は控えめに↑くらいしか撮ってないのですが、
木が生い茂ってるし、そこいら中に阿弥陀様もいるし、お地蔵さんもあったりして、
ここで肝試しとか本気すぎる
おそらく真っ暗な中ではなく夕方だったと想像してますが、それにしても無理。
しかも、確か自由が丘にある学校から歩くんだよね?
まして何年前?
歩道も今ほど整備されてないでしょ?
いや、無理無理無理
「肝だめし」は、九品仏の1番奥にある墓地にオバケ役の子たちが隠れるんだけど、肝試しにチャレンジするみんなは怖くて墓地までたどり着けず、墓地に潜んでたオバケ役達が泣いて帰ってくる…という話なのですが、納得。
墓地までなんて行けるわけないわ
百聞は一見にしかず、でありました。
等々力渓谷&九品仏、ちょうど紅葉し始めていて、どちらも秋のお出かけにおすすめです!