かあさんを休んでみたら。転勤とわたし | 片づけと子育てと自分らしさ

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モヤモヤしがちな私が片づけで学んだやり方で自分を整えていくブログ

一泊京都のひとり旅から帰宅して数日経ちました

2日間で4万歩も歩いたらしく
帰宅した翌日は、疲れと筋肉痛で
頭が働きませんでした


2日目、朝7時半にチェックアウトをして

すぐに清水寺に向かいました

朝早い清水寺、空気がよかったな

坂の途中のお店もまだほとんど閉まっていましたが、

閉まっている様子もなかなかいいものですね

京都の街並みは色が抑えられてて

ごちゃごちゃしていなくて好きだな


高台寺の竹にも触れてきました

こんなに細長いのに倒れずに立っている

風に揺れている時の葉と葉の音もいいし

木漏れ日もステキ

人が少ない時間帯、そして1人での旅

気分の赴くままに動けるのがいいですね


大阪に住んでいた頃のママ友と会ってきました

おいしいごはん屋さんを予約してくれて

鴨川を眺めながら楽しい時間を味わえました




私が大阪に住んでいたのは2005〜2011年
息子たちの幼少期を過ごした場所なので
思い出の場所がたくさんあります


赤ちゃんだった息子をスリングにいれて
訪れた清水寺
活発な息子たちを遊びに連れて行った公園
当時4歳だった長男が、タクシーに
ひかれかけた駐車場
母を連れて行った、あのお寺や神社、お店
実家までの帰省も、まだ小さかった男子2人を
私1人で半日がかりで移動した新幹線など


京都と大阪には、それはそれは
たくさんの思い出が詰まっています
行きの新幹線の中から
ぶわーっと込み上げてきて、
懐かしいやら、嬉しいやら、切ないやら
なんだか自分でもよくわからない気持ちでいっぱいでした



実は昨年から、
自分の育児に対して自信を失っていました
でもこの旅で、息子たちの幼少期の頃を具体的に思い出し、辿ることができて
 
 あぁ、わたしがんばっていたんだな
 必死に育てていたんだな
 後悔もあるけど、
 あの時はベストを尽くしていたんだろうな
 そんなに自分を否定するほどの
 悪い育て方ではなかったんじゃないかな

と、過去の自分を受け止めてあげられました
一緒に、自信も取り戻せました
今の私には必要な旅だったのでしょう


転勤族のわが家
ちょうど1年前に今の家に引っ越してきたのもあるし、
3月は多方面に敏感になる時期なのです
次どこに行くのか、いつ辞令が出るのか
こどもの進路はどうするのか
最終的にはどこに住むの?
引っ越し大変なんだけど、
1ケ所に落ち着きたい
などなど
渦中はマイナスな部分に目が行きがちです


12年ぶりの京都に訪れたは私は、
カラダは今の私だけど、
ココロは
息子たちが幼少期の頃の私でした


今回初めてその感覚を味わえたことで
気づけたことがあります

今住んでいる場所には息子たちの幼少期の思い出はなくて
そこだけ切り取ると切なくも感じるのだけど
京都に足を運べばあの頃の私に戻れて
気持ちが蘇ってくることがわかりました

今住む場所に思い出は少なくても
あえて切り離されているから
味わえる感情もあるのだと教えてもらえました

昔を思い出して辿ることができるだけ
息子たちを育ててきたんだな、
それだけの時間が経ったのだなということ、
転勤は負のイメージが多いけど
長い目で見たら、やっぱり悪くないなと
改めて気付かされました


そして、
転勤が嫌だと文句ばっかり言っている私じゃなくて
ちゃんといいところもみつけられる自分が
好きだなと思えました


2日間、かあさんを休んで
非日常に身を置きました
自分のペースで、好きな場所で
好きな人たちに会って、話して
元気をもらって、自分を少し立て直せました
息子たちも手のかからない年齢になったし
私がわたしである時間をこれからは
もっと大切にしたいなと思います




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