私がパン教室をやめた本当の理由は。心が折れた経験をしたから。 | 人生の土台を創る「食育革命®」小寺美江(献立塾 主宰/栄養士)

人生の土台を創る「食育革命®」小寺美江(献立塾 主宰/栄養士)

少食・偏食・献立が決まらないを根本から改善。「脳・カラダ・心」が丈夫に育つおいしい食事を30分で作る。365日の食生活をラクに回す自分に合ったシステムを作ろう。バランスの良い献立に迷わない母親になる!横浜・川崎・東京・神奈川・千葉・東横線

食育革命® 主宰

栄養士の小寺美江です。プロフィール

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献立・少食・偏食が根本から改善し、子どもの「脳・カラダ・味覚」がしなやかに育つ美味し食事を30分で作れるようになる「献立塾」を主宰しています。「献立塾」修了生の変化はこちらで紹介中。

 

【やめた本当の理由】

 

10年くらいパン教室をやり、やめて7年経つ。やっぱり自分で焼くパンが好き♡野菜たっぷりの豆スープとともに。
いつもシンプルなパンだけ焼く。オーガニックの粉、粗塩、オリーブ油、ほんの少量の甜菜糖、1%のイーストこれだけでいい。
夜こねて、1〜2日内に気ままに焼く。
加水量は、気分で。昨日は2つに分けた。

 

レッスンではこのような↑パンを

焼いていました。

 

7歳くらいまでは「手作りパン」とは言っても、パンの取り入れ方は

十分、気を配りたい。

 

それは、小麦でできたい食品の食事への取り入れ方次第で、好き嫌いや偏食を助長する事にもなるからです。一般的に「味の濃い加工品」や「砂糖の多いオヤツ」は、ヘルシー志向のお母様なら「避けた方が良い」というのはご理解済みだと思います。

 

ところがこの「パン」となると、全粒だったらよいとか、天然酵母だったら良いとか、固いパンだったら良いとか…断片的な意見を「こんなもんかな」と思って取り入れてしまいます。

 

私も、当初はそうでした。

手作りパンを教えることで、少しでも添加物や不要な油脂の摂取を避けられる。だから、パン作りを伝えることに、一定のやりがいをもって取り組んでいました。

 

しかしそれを10年続けたある時・・・「パン教室はもうできない」と気付いてしまったんです。

 

パン教室をやめたのは、子供の食事のことで、苦労するお母さん達の悩みをたくさん聞く中で、自分の活動が「お母さん達の根本を救う方法ではない」ことに気づき、心が折れたからです。

 

パン作りを頑張ることをやめ、別のことに手を回すべきではないか!子どもの脳や体が著しく成長するこの時期に、食べてほしい食材や、避けてほしい食材があるのに!!!

 

パン作りを教えている場合ではない。パン作りを教えられる人は、他にいる。わたしじゃなくていい!そう強く思ってしまったのです。

 

 

それから5年経ちました。

 

 

今ならパン食の取り入れ方を明確に伝えられます(o^^o)

好き嫌い、少食、偏食の改善プロセスの理解が深まり、実際、サポートした方々のお子様たちが、素晴らしい変化を遂げたからです。

 

お子様たちだけでなく、ご主人も内臓脂肪と決別したり、健康を体感できるようになり、定年まで元気に働けそうだと喜びの声を寄せてくださるようになったからです。

 

↑↑食育講座を始めたばかりの頃は、

座学のみでした。

これを進化・深化させた「献立塾」は、

「料理スキル格上げ」

「献立の作り方とまわし方」の

デモンストレーションや

も取り入れています。

 

 

もし、少食・偏食なら、「いつか食べられるだろう」と待ってるだけでは、心も体もしんどいです。確かに、年齢が進むことで、克服することができる食材もあります。

 

しかし、そのスピードと幅は、少食・偏食の改善プロセスを理解した上で実践した場合と、大きく開きがあると思ってください。

 

そして、成人以降、望ましい食生活を自分でできるかどうかは、10歳くらいまでの食生活が影響することを考えると、食育はやって損することが一切ない、現実的な投資であると断言できます。

 


飽食の時代である今、

パンを禁止する食生活には、無理があります。(パンだけに言えることではありませんが!)

 

心豊かな食生活を、子供の年齢に配慮しつつ送りませんか?

まあいいか、で済むのであれば、こんなに病気が蔓延する日本であるはずがないと思いませんか?大人も子どもも、もっと、疲れにくくて、病気からの回復力も強く、ハイパフォーマンスを維持することができるはずだと、私は常々思っています。

 

 

子どもが成長すれば、いずれまた夫婦2人の生活になります。

 

お母さんの食事で育つのは長い人生の中の何年でしょうか?

短いその間だけ・・・

 

もしくは、感度が高く、影響を強く受けるその時期だけでもいい。

立ち止まって、食べることの本質を考えて損はありません(o^^o)

 

そして、私と同じように感じて、料理や食育の仕事をしたいと思っていたり、既にそのような行動をなさっている方々へ。

 

食育の本質を浸透させることを、諦めないでほしい。

枝葉を整えるレッスンの方が、人気が出やすく手軽なので、生徒さんも集まりやすいかもしれません。でも、それで良しとできない、もっと深く本質的な「伝えたい想い」があるのなら、それを伝え続けてほしい。

 

自分だけが良い食生活を送れていればOK!でとどまるのではなく、
たった1人でいいから、あなたの周りにいる大切な人の、あなただから、一緒に健康になっていける人たちの、救い手になって欲しいな。

 

「あなただから出来ること」を基軸でいいのだから(*^_^*)

 

 

 

只今、3月~4月の個人セッションのご予約を受け付け中です。5月以降はしばらく個人セッションがありませんので、この機会にご活用ください。

 

 

 

 

 

本日も読んでくださって

ありがとうございます(^^)

 

「食育革命®」小寺美江

 

 

 

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