知られざる沖縄戦の真実、その⑦「沖縄に触れる、戦争の記憶に出会う」


戦後80年という節目を迎える今、沖縄戦を通じて学ぶべきことがたくさんあります。このシリーズでは、私のひとり芝居『ゆんたくしましょうね』の内容を通じて、全10回で沖縄戦がもたらした悲劇と教訓をお届けします。


第7回目では、沖縄を訪れることの大切さと、語り継ぐ人々の思いに焦点を当て、沖縄の地が伝える「本当のこと」をお届けします。


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⚫︎語り継ぐことの大切さ


沖縄では、戦争を語り継ぐ語り部やガイドたちが、訪れる人々にその地で何が起きたのかを伝え続けています。それは、単なる事実の伝達ではありません。命が奪われた現場に立ち、当時の人々が抱えた苦しみや希望を「感じる」ことの大切さを教えてくれるのです。





壕の中に入れば、湿った空気、暗闇の恐怖を肌で感じることができます。その場所で語られる物語は、教科書や映像では伝えきれない「命の記憶」を呼び起こし、私たちに戦争の真実を突きつけます。





舞台『ゆんたくしましょうね』では、実際に下地幸男さんの戦跡ツアーガイドに参加したときに感じたことが舞台で表現されています。ガイドのセリフは、下地さんの言葉でもあります。





舞台には、「このガイドツアーをしながらずっと考えているんですよ。あの戦いはなんだったのか、あれだけの人々の死は、いったいなんだったのかを」と語るシーンがあります。これは、下地さんが実際に呟いた言葉です。この問いを自分自身に投げかけることで、語り継ぐ人たちがどれほど深く戦争の本質と向き合い続けているのかが伝わります。






⚫︎沖縄に触れることで見える「本当のこと」


沖縄は、今もなお戦争の爪痕を抱えています。戦跡の壕に残る銃痕、焼けた大地の記憶、平和の礎に刻まれた無数の名前。それらは、戦争がどれだけ多くの命を奪い、人生を変えたのかを静かに語りかけています。





舞台では、「本とか教科書とか、読んでください、学んでください。でもそれよりもここ(沖縄)へ、ここへくると分かります、本当のこと。」というガイドのセリフが登場します。この言葉は、沖縄を訪れ、その地の空気、風、人々の声を体感することの大切さを訴えています。






沖縄戦を語り継ぐことは、単に過去を振り返る行為ではありません。それは、私たちが現在を生きる上で、命の重みや平和の意味を問い続ける責任を共有することなのです。



⚫︎沖縄戦の記憶を未来へ繋ぐために


沖縄の地に足を運び、そこで感じたことを誰かに伝える。それは、戦争の悲劇を未来へ語り継ぐための最初の一歩です。そして、この記憶を共有することで、戦争のない未来を築くための小さな一石を投じることができます。


沖縄を訪れること。それは、平和の礎を築くための旅です。その地で感じた「本当のこと」を、次の世代に語り継ぐことで、命を尊び、平和を守る意志を未来へ繋げていくことが大切です。


次回は、沖縄戦を実際に体験した人々が語り継いできた「記憶」と、その尊さについてお伝えします。


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谷ノ上朋美ひとり芝居 作品紹介

 

 

 

「ゆんたくしましょうね。」

 

 

「旅立ちの詩〜彼女たちの羅針盤〜」

 

 

「ワタクシ、ゴト」

 

 

「人魚姫...の娘。」

 

 

 

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