Facebookの一年前の思い出に、こんな投稿が上がってきた。
脚本を書いてくれた正木さんの投稿。
1年前の今日、この投稿を見て涙が出たのを思い出した。
脚本を書いてくれた正木さんの1年前の投稿。
いよいよ明日、始動!
明日とあさっての二日間、大阪天王寺区のクレオ大阪中央で、「谷ノ上朋美一人芝居 旅立ちの詩~彼女たちの羅針盤」を上演する。
一緒に何かの芝居を観た帰りに、谷ノ上さんが「久しぶりに芝居をしてみたい」と言いだしたのは、たしかもう数年前のことだった。
そのときは、何も具体的な話をすることもなく、いつか出来たらええな、程度で終わっていた。
それが、いつのまにか彼女の本気度が高まるとともにトントン拍子に話が進んで、会場の決定、クレオさんのコラボ事業に選ばれ、ピアニストや作曲家、音響照明スタッフ次々と決まって、それから今日までは練習の日々。クレオさんの協力と彼女の頑張りで2日間の公演は両日とも満席が見込まれる。
僕にとって今回の芝居は脚本を書き始めて30年目になる記念の作品となった。しかも、これほど深い話し合いをして書いた脚本は初めてだった。
本の内容は谷ノ上さんが、「やりたい」ということを取材するような形で書き始めて、彼女の伝えたいこと、それに僕が伝えたいことをお互いぶつけあいながらの創作活動だった。
彼女が「今まででやりたかったことを思いっきりやる!」ということで始めた一人芝居だから、できるだけ彼女の主張や考えを反映させたいという狙いで作った。
これまでは、芝居の脚本はほとんどが僕が一人でテーマを設定し、構成し、セリフを積み上げて書いてきた。30年間、それがあたりまえのように考えていた。だから、今回はものすごく新鮮な体験だった。
谷ノ上さんと考え方が違って意見が対立することも何度かあった。そしてその都度、二人の考えを整理し、どこまで歩み寄ることができるか、話し合いを重ねてきた。その議論はいったん本が完成し練習に入ってからも、妥協することなく何度も続けた。
その積み重ねが今回の一人芝居だ。
虐待や不妊、LGBTといったマイノリティや弱者の思想について、ここまで深い洞察を重ね上げて作り上げた演劇は他にはないと自信を持って言える。
そして、この芝居は明日とあさっての本番で終わるのではなく、始動する。これから、全国47都道府県での上演を目指して全国制覇の道への第一歩が明日、始動するのだ!
どうか、皆さんも応援いただきますよう、よろしくお願いします!
あんなこともこんなことも、全部知っている(笑)
改めて、正木さんがいなければ私の夢は叶わなかったと思い涙が出た。
何時間も意見をぶつけ合って創ったひとり芝居。
再演依頼ももらえるようになって、少しずつ少しずつ全国に向けて広がっている。
感謝しかないです。ありがとうございます。
来年は、このひとり芝居を3人芝居にして1年間毎月1公演のロングラン公演がスタートする。
正木さんが書いてくれた素晴らしい作品を、1人でも多くの人に届けたい。
少しづつ少しづつ、でも着実に、47都道府県公演の夢に向かって進んでいきます!
ロングラン公演に向けてのオーディション募集詳細はこちら
今後の公演予定は↓
■公演スケジュール
■宇陀市男女共同参画集会
日時:2019年12月7日(土) 13:30開演
場所:奈良県宇陀市文化会館かぎろひホール
定員:約500名
料金:無料
手話通訳、要約筆記あり
主催:宇陀市・宇陀市教育委員会
共催:桜井宇陀人権擁護委員協議会
※お芝居の後に、シンガーソングライターの松田健くんのスペシャルライブがあります!
記事はこちら
■富田林市男女共同参画フォーラム
日時:2020年1月25日(土) 15:15開演
場所:富田林すばる小ホール
定員:約200名
料金:無料
主催:富田林市
※詳細は決まり次第UPします。
再演依頼もお待ちしています!
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3分ver
最後までお読みいただきありがとうございました