風の時代のヒーラー
桃紅(とうこう)です

潜在意識を整えて願いを叶える
サポートをしていますあじさい







前々回の記事で、月の二重構造について書きました。


月は、私たちが肉体を持ってこの世に誕生した時に

私たちの1番ピュアで受容的な部分に憑依します。

便宜上、外側からやってくる月を人工の月と表現しました。


出生ホロスコープで示される月は、人工の月に憑依されることで、H96の重くて湿った感情を含んでおり、

それを対外的に観察し、外化することで引き剥がしていくことが大切ということです。



チャート上の月はそうなのですが、

それならば、憑依される前の受容体としての月…惑星のエネルギーを集めて地球に届けるための高い振動エネルギーを蓄積する場所もチャートのどこかに示されているはずで、考えていたところ、

ホワイトムーン セレーナというポイントを見つけました。



セレーナは、ブラックムーンリリスと並んで考察されることが多く、通称ホワイトムーンと言われます。


リリスと同じく、月の軌道に関連する特定の仮想点であり、それは月の近地点(月の軌道上で最も地球に近づくポイント)です。

セレーナに関しては、日本語の情報がほとんど見つかりません。

欧米の占星術師による解説は散見されますが、

リリスを占星術の世界に取り入れたのは20世紀初頭に活躍した占星術師のセファリエルだそうで、

チャート解読にリリスを好んで取り入れる欧米人は神智学〜ニューエイジの思想が強くて、日本人の私にはあまりピンときませんでした。


それは、

リリス→過去世の悪いカルマ

セレーナ→過去世の良いカルマ

という感じです。


カルマという言葉も、うーん?という感じ。


わからないものはわからないままにしておくと、大抵の場合、答えは自然とやって来ます。


すると、鎌倉に遠足に行った下の息子がお土産にこんな石をくれました。


セレナイトビックリマーク


「お母さんこーいうの好きでしょ?ニヤリ

鎌倉の小町通りのお店で買ったらしい。




セレナイトはまさに、月の女神セレーナが由来の石ではないですかびっくり


タワー型でちょうど女性の手のひらにおさまるサイズ。

握ってみると、肌あたりが柔らかく(セレナイトの硬度は人間の爪と同じくらい)

内側からじわーっと、ほんのり暖かさも感じられて、まさにセレーナのエネルギーそのものって感じ!


握ったまま瞑想していると、水音が聞こえてきました。

清涼で、穏やかな水の音。

第一チャクラと第二チャクラの間あたりで響いているのがわかります。

昔、松村潔先生の雑記に、スワディスターナチャクラで水音がすると書かれているのを見ましたが、まさにそのあたりで水音がするのです。

女性の場合、子宮ですね。




毎朝、創造主と繋がる瞑想をするのですが、

時々ですが、創造主と深く共振した時に、脳がオーガズムに達することがあります。

とはいえ体感としてはそんなに激しいものではなくて、ただただ優しい、深い深い愛の波動に自然と涙が出てくるのですが

(私は瞑想中よくボロボロ泣いてます、笑)

この至福の感覚の中に揺られていると、悩んでいることがどうでもよくなってしまいます。

余談ですが、

シータヒーリングを始めてから、単純な、体の性欲はほとんど感じなくなりました。

渇望を感じなくなった、という感じ。

夫と2人で味わうオーガズムもそれはそれで良いものですけどね。


以前から、ムラダーラチャクラとスワディスターナチャクラの間には創造主に繋がるポイントがあるように感じていましたが、

セレナイトの、シルキーで繊細なエネルギーがそれを示してくれているようでした。


私たちを祝福し、サポートする創造主に通じる、天体のエネルギーを、最大限純粋な形で物質次元に届ける通過点としてのポイントが、ホワイトムーンセレーナなのです。




ギリシャ神話における月の女神セレーナ(セレーネとも)は、不思議なことにほとんど物語として言及されていません。

後に月の女神となったアルテミス(ローマではディアナ)やヘカテーの出番はたくさんあるのに。



美青年エンデュミオーンとの恋物語が有名。



セレーナは、輝く黄金の冠を戴き、額に月をつけた絶世の美女で、銀の馬車に乗って夜空を馳せ行くとされます。


タロット7番戦車のカードを思い起こさせますね。



このカードは、黄金の夜明け団による占星術対応によると

蟹座に対応されます。

(月は蟹座をルールします)


7番戦車のエネルギーは一点集中。

目的外のことには脇目も振らず、欲しいものを取りに行くのです。


迷いや不純物の無い状態で、必要なエネルギーをそのままに通していく。





ホワイトムーンセレーナは、

チャートの中で、私たちが美しく守られサポートされている場所です。

創造主の無条件の愛はそこを通ってやってきます。

無条件の愛とは、

自分の平安を維持しながら、他の人が経験していることに対して思いやりと理解を示すことです。


ホワイトムーンセレーナを通して、私たちは自分を愛し、他者の善意を信じて行動する知恵を与えられます。

それは自分らしくありながら、他者ともうまくやっていくこと。

選択の叡智の門はいつでも開かれています。


私たちが持っているエネルギーはひとつだけ。

それは、無条件の愛です。






ホワイトムーンセレーナのポイントの出し方

Astro dienstにアクセス
→出生データによるいろんなチャート
→その他のオブジェクト
→Manual entryの欄に h56 と入力
→クリックしてチャートを表示

チャート上では Selenと表示されます。



これは私のチャートですが、天秤座で金星と合になっています。


セレーナの解釈ですが、

過去世で獲得した美徳をサインで読んでいく、というのが主流のようです。

天秤座セレーナの場合は正義や他人に開かれた寛大さ、パートナーシップの豊かさをすでに美徳として持っている…とかですが、

私は元々天秤座オーバーロードだし、あんまりピンとこない気がします。


アスペクトを見て、関わる天体がセレーナの恩恵を受ける、と解釈する方が面白いかもしれません。

私の8ハウス金星がやたらに恵まれてるのは、セレーナの恩恵なのかもしれません。


アスペクトを読むことで解釈が広がると思います。








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