以前から、
月は私たちが生まれた時に憑依すると言っているのですが、ではどこに憑依するのかというと、エーテル体です。
エーテル体は個人としての意識を超えた領域です。
物質に閉じ込められていない意識の領域で、エーテル領域に意識の足場がある場合「個人」としての認識はありません。
生まれたばかりの赤ちゃんはまだ、個としての自我が確立されていなくて、意識はエーテル体にまでふわふわと広がっています。
赤ちゃんがお母さんを認識する時、
お母さんのエネルギー体を見ている感じ。肉体という物質ではなくて。
こんな感じに見えてるんじゃないかな。
自分の物質肉体の境界線も曖昧で、指しゃぶりしたり足しゃぶり(?)したりしながら、物質の境界線を徐々に認定して、脳に刷り込んで認識させていくんですね。
物質体にちゃんとハマってないというのは、それはそれで問題で、精神分裂っぽくなっちゃうのでそれも大切な作業なのです。
エーテル体は潜在意識と言い換えてもいい。
私たちは大人になってからもそれを毎晩体感しています。
眠ってる時ね。
眠っている時の私たちは、エーテル体に広がっているため物質の肉体はクリックアウトしてしまうのだけど、
シータヒーラーは訓練をすることで、クリックアウトすることなくエーテル領域を見ることができるようになるのです。
月というのは、私たちが肉体を持って誕生した瞬間、この領域に憑依します。
低次エーテル体の誕生です。
ピュアで純粋で精妙な領域(コアの月)が、人工の月と一体化することでエーテル体となります。
一番純粋でピュアなところをやられるんですね。
産まれた瞬間、人工の月が覆い被さり、何年もかけてあたかも自分の本質であるかのような振る舞いを繰り返すのです。
肉体を成長させながら。
占星術で月の発達年齢域は0歳から7歳ですが、
7歳(小学校入学)の頃、人間の身長は生まれた時の2.5倍、体重は7倍にもなります。
その頃から、肉体の成長に集中していた月は、記憶という領域を扱い始めます。
月には本来、明確な役割があります。
太陽系の惑星のエネルギーをマルクト、つまり地球の物質次元に下ろす仲介者としての働きです。
カバラの叡智 生命の木
廣田雅美/著
ケテル、コクマ、ビナー、ダアトの惑星対応は私の認識と違いますが画像だけお借りしました
外部からやってくる人工の月に憑依される前、つまり本来のピュアな受容体としての月であれば、惑星のエネルギーを精妙なままマルクトに届けることができます。
しかし地球人は誕生の時点で月が汚されているので、そのままでは本来の惑星のエネルギーが届きません。
7歳から成長しない月を経過することで、
他の9つの惑星もすべて7歳レベルから発達しないまま一生を終えていく…そんな恐ろしい事態も無いとは言えない
人工の月に憑依された月、つまり低次エーテル体とは、グルジェフの水素論で言うH96です。
H96は、嫉妬や恨みつらみなどの重たい感情。人によって形は色々。
恐れ、不安、怒り、自己嫌悪、居場所がない感覚、焦燥感、恥、孤独感…
H96が、あたかも自分の感情であるかのように振る舞い、自分を支配してくる感覚。
誰もが経験あると思います。
ネガティブな感情を感じる時、それは
本来の自分からズレてるよ! というサインです。
H96は私たちの本質ではありません。
ネガティブからどうにも抜け出せない時は、それを知っているだけでも違うと思います。
どうしたら、H96に支配されることなく、
源の創造主からくる本来の愛と調和のエネルギーに同調し、人生を創造的に生きていけるのか。
それは、自分の中の月の働きを見破ることです。
ピュアで純粋なコアの月から、人工の月を引き剥がすこと。
物事は対象化することで「外部のもの」となります。
人工の月に汚されてしまった自分の振る舞いを、改めて客観的に観察するのです。
そうすることで外部からやってきた人工の月が外化されます。
残ったコアの月が、本来の働きをするようになります。
余談ですが、月を外化して観察する時、意識は惑星意識を超えているので、
エーテル体、つまり「気」の領域が自然と見えるようになります。
オーラが見えたり、水晶透視ができたりね。
あれはエーテル体を見ているのです。
昔、多くのグルやマスター達は瞑想や内的探求を通じて長い時間をかけてそれを行いましたが、
占星術の月理論により、月のサインやハウスを見ることで具体的にわかるのです。
すごいことだと思います。
マドモアゼル・愛先生を通して月理論が開示された今、
私たちは月の二重構造を明らかにしていく必要があります。
私たちの中で、純粋な受容体としての月が明らかになることで、新しい時代、新しい芸術もどんどん生まれてくることでしょう。
人工の月を引き剥がし、ピュアな受容体としての月を通した惑星のエネルギーは、それはそれは優しい光を放ちます。
私は以前から、蟹座の人にそのエネルギーを感じることがありました。
昨年、太陽蟹座の中森明菜さんが復活しました。
YouTubeで、久しぶりに歌う明菜さんの姿を見て、なんて美しいんだろうと思いました。
https://youtu.be/OSmsyTLrp2Q?si=66H_dXspAdDODsVt
今こうして再び歌う姿を見せてくれるようになったこと、
まさに人工の月の時代は終わったのだと感じます。
蟹座の支配星は月です。
明菜さんを通して、ピュアな月の真珠色の光が見えるようです
進化占星術では、集合魂の進化の方向性を探るため、「冥王星のノード」を見ていくそうですが、
冥王星のノード軸は今、蟹座山羊座ラインにあります。
ノースノード蟹座、サウスノード山羊座です。
冥王星のノード軸は24000年かけて一周するので、ひとつのサインに2000年くらい滞在します。
つまり、同時代を生きる私たちは皆、蟹座という方向に向かってそれぞれの学びをしている、ということ。
「蟹座」という「学習指導要領」のもと、私たちは、それぞれのワークをしたり問題集を解いたりしている。
蟹座は、居場所であり、根っこであり、私たちが帰る場所です。
私たちが心から安心できて、ほっと一息着く場所。
自分の感情を素直に感じて、心の機微を何よりも大切に守るのが蟹座です。
そして、自分が安心したら、手が届く周りの人たちにも安心を広げていくのが、蟹座。
疲れたね。
もう帰ろうよ。
大丈夫だよ。
いつも守られてるよ。
居場所はちゃんとあるからね。
みんなでそこを目指しているのです。
シータヒーリングで創造主の愛のエネルギーを通して、その感覚をエネルギーレベルでもっともっと皆さんに届けていきたいなぁと思いました
あなたは絶対に大丈夫だし、いつも愛されています
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創造主の愛と調和のエネルギーを体感していただけます