今朝は小学校の読み聞かせボランティアで1年3組におじゃましました。楽しく迷って、今日は「こねこのチョコレート」を読むことに。
翌日の弟の誕生日にプレゼントするため、こねこのチョコレートを買った4歳のジェニー。自分の部屋のたんすにしまったものの、ベッドに入ってからも気になって眠れず、1個だけなら、と食べてしまいます。また1個、また1個。ついになくなり、誕生日をむかえてしまいます。弟の目の前で空箱を開けるときが、どきどきハラハラのクライマックス。大人の私も(ああ、逃げ出したい)って思いました
意外な展開で、ほっとする終わり方に、大人には「大人の役目」を教えてくれる絵本だと思いました。
しんと聞き入ってくれた3組の児童の皆さん。ペアで一緒にお邪魔したお母さんから「挿絵のチョコレートを『あと○個、あと○個』って真剣に数えてる子が何人もいたよ」と聞きました。まだみんなの顔を見ながら読む余裕がない私。へ~そうだったんだ~と嬉しくなりました。
どきどき感、みんなに伝わったかな。
ただいま、Smile the First キッズスペースにも閲覧用で置いてあります。子育てに文化をいっぱい取り入れると、風通しがちょっとよくなる気がします。