こんにちは!smileです
さて、私の彼への依存心は相当なものでした
彼は、私が困っているといつも手を差し伸べてくれました。
子供のこと、旦那さんとのこと、人間関係、仕事のこと、家計のことで悩んでいるとき、いつも力を貸してくれました。
ちなみに家計の相談のとき、お金をもらったことはありません(笑)家計状況をすべて見せて、アドバイスしてもらっていました(笑)
最初はこんなことまで頼っていいのかなと躊躇しましたが、頼れる安心感、一人じゃないという喜びが少しずつ心を開かせていきました。
そして私が弱みを見せることで、彼が私を放っておけなくなるのではないかという打算もあったと思います。
以前、私が旦那さんにされて嫌だったことを彼に打ち明けたとき、彼は旦那さんのことを一緒に怒ってくれました。そのときモヤモヤした気持ちになったので、この打算があったのだと思います。
私は、私が一人では埋められないもの、私の欠けているものを何でも彼に埋めてもらおうとしました。
私が寂しいときは、彼に寂しさを埋めてほしい。
私が不安なときは、彼に不安を取り除いてもらいたい。
私がもっと幸せになるよう、彼に行動してもらいたい。
もっといつもそばにいてほしい。
私の満たされないものを、彼に埋めてもらいたい。
満たされないものを埋めるのは、彼にはできないと知らなかったのです。
満たされないものを埋めるのは、自分にしかできないと知らなかったのです。
彼といることで、埋まったような気がしていたのです。
だから、満たされないものを満たすためにもっと会いたいと思いました。
彼に会って喜び、幸せを感じることもたくさんありましたが、満たすために会いたいと思うことが多かったような気がします。
彼にすっかり依存していた私は、例えば彼が奥さんと一緒に行動していてメールができない状況だと、絶望的な気持ちになりました。
私のためにちょっとでも奥さんと離れて、少しだけでもメールできないワケ?と怒り狂いました(笑)
彼が奥さんと旅行に行ってしまうと、怒り、悲しさ、寂しさ、不安などで苦しくなり、精神的にとても不安定になりました。
今私が幸せじゃないのは、彼と一緒にいられないから。
もっと一緒にいられれば、私は幸せになれるのに。
そして、そうしてくれない彼に怒りを感じました。
私の心の欠けている部分を彼で埋めようとしていたので、彼と繋がっているときは安定できましたが、彼との繋がりが切れると不安定になったのです。
何度も何度も苦しみ、泣いて、怒って、ケンカしました。
そんな時間が2年以上続きました。
でも彼は変わりませんでした。
2年過ぎた頃、あまりに同じことが繰り返され、彼が奥さんと旅行することに耐えられなくなりました。
何度言っても変わらない。
どう言っても変わらない。
こんなに私が頼んでも変わらない。
こんなに私が泣いても変わらない。
こんなに私が怒っても変わらない。
こんなに私が苦しんでいることを彼は止めてくれない。
もう私がどうやっても変わらない。
そしてあるきっかけで(メールで)ケンカをしたとき、
「もう彼なんて要らない。彼がいなくても、私は一人で生きていく」
と覚悟を決めて、今までケンカしても怖くて言うことができなかったひどい罵り言葉を彼に浴びせました。
その言葉は、私の胸に素直に浮かんでくる言葉でした。
でも彼がその言葉で傷つくのは分かっていたし、こんなことを言ったら嫌われてフラれると怯えていた言葉でした。
だけど私の中にある言葉。
彼と別れることになったとしても、私の中にある言葉を私はそのまま表現しようと決めました。
そしてブルブル震える手で、胸に浮かぶ言葉をメールしました。
当然彼も激しく怒りました
でも私の中に次々浮かぶ言葉を表現することを私は止めませんでした。
彼がいなくなっても、もう私は一人で生きていく!
私が、私の言葉をちゃんと彼に伝えてあげる!
別れる覚悟を決めて、震える手で伝え続けました。
すると翌日、彼は意外にも明るくメールをしてきて、別れることにならなかったのです
本当にビックリしました(笑)
そしてこのときが転機で、私たちは今までより頻繁に会えるようになり、心の距離も近づき、彼は奥さんと旅行することがなくなっていったのです。
なぜ転機になったのか?
私が「彼がいなくても、一人で生きていく」という覚悟を決めたからです。
今なら分かります。
どう言っても、変わらないのが当然なのです。
自分の心の中の満たされないものを、誰かに埋めてもらうことは不可能です。
自分の心を満たすのは自分です。
他の誰でもありません。
それは他の誰にもできないことなのです。
寂しい。
不安。
悲しい。
怒り。
満たされない思い。
この彼に埋めてもらいたくなるその思いが、「なぜ自分の中にあるのか?」を探っていくことが大事です。
自分の本当の思いに気づけば、それで満たされていきます。
そして自分で自分を満たすことができるようになると、彼が私を満たし始めてくれます。
ご褒美のように。
もしも今、以前の私のように苦しむ人がいたら、その苦しみは間違いではありません。
幸せに繋がる過程なだけで、苦しむことが必要なのです。
苦しくて、何とかしてほしくて、彼に求めても彼は満たしてくれない。
その苦しさが頂点に達したとき、「私が私を満たすしかない」という覚悟が決まります。
それがきっと幸せの始まりです
ちなみに私は今でも彼にいろんなことを頼っています(笑)
あれ教えて。
これどう思う?
これどうやるのか分からない。やって~!
という感じ(笑)
でも、それは依存ではないと思っています。
頼って、甘えていいんです
ただ、「私を満たすのは私だけ」と知っているかどうかだと思います。