私たち地球人は、いつの頃からか、変わったスーツを手に入れた。
それは、名付けて「エゴスーツ」。
そのスーツは型にはまっていて、伸縮性がなく窮屈で、時々外側からの刺激に反応して、収縮するという代物だ。
そのスーツの裏側には恐れ、罪悪感、恥(羞恥心)やら嫌悪感等という自己を罰する思いが張り付いていて、外部の刺激がここと反応するときこのスーツは部分的に収縮するらしい。
例えば、自己の存在価値に触れる部分は胃の辺りに存在し、存在価値が脅かされるとスーツが収縮して、胃が圧迫される訳だ。
(うん、なかなか面白い仕掛けだね)
だけど不思議なのは、なかなか皆がこのスーツを脱ごうとしないこと。
それどころか、外部の刺激にすぐに反応できる様にしっかりとミガキをかけて、ますます締め付けはきつくなりつつある。
どうして脱がないのか?
どうやら、スーツの内側の罪悪感、恐怖、羞恥心、嫌悪感、怒り、不満、恨み、悲しみなどというものは人々の目に黒く映り、美しくないらしい。脱ぐとこれらが見えてしまうので、なかなか脱ぎたがらない訳だ。(なるほど)
そして、長い間スーツを身につけていたので、どうも、この黒い存在を自分自身だと思い込んでいるらしい。
(うん、そりゃあ、脱ぎたくないね~)
ところがだよ、面白いことに、その張り付いていたものを、
じ~っと眺め感じたことのある人々の話によると、
感じきったところで、その黒い幻はボロボロと剥がれ落ち、
その後に、光り輝く本来の自分自身が現れてくるそうな。
じ~っと眺め感じたことのある人々の話によると、
感じきったところで、その黒い幻はボロボロと剥がれ落ち、
その後に、光り輝く本来の自分自身が現れてくるそうな。
(ほほう、それは素晴らしいじゃないか)
まあ、その前の、この黒い部分と向き合うのが辛いらしくて、見ないふりをしたり、後回しになってしまうんだがね。
どうにも窮屈になって、このスーツを脱ぎ捨てた人々は、世間体とか、社会常識とか、両親の価値観とか、自分の中に刷り込まれ、今や自分自身の声となってしまっているエゴの声から解き放たれ、本来の音、本音、ハートの囁きが聞こえるようになるらしいのだよ。
(うん、うん、それで)
ハートの囁きは、小さくか弱いから、最初はエゴの残骸に時々邪魔をされ、まだキチンとは聞こえないけれど、そのうち二つの違いに気がつきはじめる。
エゴの声には、常に恐れとドッキングしたコントロールが付きまとうが、ハートの声には優しさと安心感があることに。
パンドラの箱が開けられた時、多くの黒い災厄を見たが、最後に希望が残っていた様に、本来の自己に帰る旅の途中には、ちょっとした苦痛と混乱が付きまとうけど、この苦痛は、今まであなたが身につけていたスーツに比べれば、たいした苦痛ではない。
そして、そのスーツの下には、光り輝く本来のあなた自身が、今か今かと出番を待ち構えている。
光は、意識すればいつも側にあるのだよ、スイッチを押す決意が必要なだけで。
オマケ
エゴスーツを脱いだ後に何を着るかって?
そりゃ君、フフフ、
スーパーマンスーツじゃよ!それも伸縮自在のね。
しかもその胸を見てごらん、
宇宙に一つの君だけの専用ロゴが付いているから。
しかもその胸を見てごらん、
宇宙に一つの君だけの専用ロゴが付いているから。
思いどおりに飛べるようにね![ゼロリセット・・・自己を取り戻す旅-0201.gif](https://stat.ameba.jp/user_images/20130826/09/smile-runpopo/24/59/g/o0020002012661862772.gif?caw=800)
キャー、それ、私も欲しい!!!ヾ(@°▽°@)ノ
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キャー、それ、私も欲しい!!!ヾ(@°▽°@)ノ