こんにちは。
日本美食脳アカデミー協会の高久恵美子です。
Dior展。
圧巻でした。
ぐうの音も出ない程に。
その美しさや煌びやかさが
そう言わせるのは当然ですが、
それだけではなくて・・・。
Diorファンでなくても
のめり込まされる魅力がたっぷりと。
クリスチャン・ディオールが
なぜ世界的有名クチュリエに
上り詰めることができたのか。
それはもちろん、
彼が上流階級にいたからであることが
手伝っていることは
間違い無いのですが・・・。
では、上流階級にいる人間が、
誰しも世界を拡大できるか、
といえばそんなはずもなく・・・。
そこはやはり、
彼の「やりたいこと」「情熱」への
執念としか言いようがないのは
明白でしょう。
当時、
「若造が」「奇抜な」と
酷評もあった中で、
自分のココロの中にあるものへの
執念を磨き続けた結果、
業界に評価される時がやってきた。
Dior展では、
1950年代からの作品たちが
惜しみなく展示されており、
「こんな奇抜なデザインが
70年以上も前に」と
度肝を抜かされるのです。
そして、そのデザイン性と
クオリティへのこだわりが
これでもか!!!というくらい
観る人の魂に突き刺さってくる。
ため息つきまくりの世界へようこそ。
ご一緒いただいたのは
モデルもして、
ファッションコンサルもする
目利きのプロ。
横で何度も漏れてくる
彼女のため息も
この空間への満足度と
ココロの高揚感を
表現してくれていました。
レディ・ディオールという
名称の由来を知り、
次回の自分へのご褒美は
レディ・ディオールにしたいと
新たな欲も生まれたり♪
彼の成功は、
彼が置かれた環境によるものではなく、
彼が自ら育んだ情熱以外の
何者でもないということを
嫌でも理解できる空間でした。
学び多き、
美しい場所。
皆様もぜひ、
Diorの世界を堪能なさってみては^ ^
場所:東京都現代美術館
会期:2022年12月21日(水)- 2023年5月28日(日)
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Christian_Dior/
日本美食脳アカデミー協会
高久恵美子