こんにちは。高久恵美子です。
先日、ハイキングに行った時のこと。
「おにぎり1個あるといいよ」と予めお伝えしていたのですが、現地でみんながリュックから出したおにぎりが手作りで、「かわいいな~」と一人ガッツポーズを決めていました。
だってね、集合時間も早くて、家庭がある中で、別にコンビニのおにぎりだって構わないじゃないですか。
それなのに、わざわざ忙しい朝に「おにぎりを作る」っていうエネルギーを放出してきたんだなと思うと、余計なお世話なのですが「私の楽しみの時間にようこそ」って感じでした。
ちょっと上から目線のような言葉回しになりそうなのが申し訳ないのですが、興味ある方だけ読み進めてください。
私は、昔っからアウトドアが好きで、ハイキング・スキューバーダイビング・海遊びなどによく行くのです。
SNSをやり始めてから、そういう投稿をするようになると、必ずいただくのが「今度、私も連れていってください」というメッセージです。
もちろん嬉しいです^ ^
私も自分の「好き」を誰かと共有したい!!
自分の「好き」を誰かと一緒に楽しめることの喜び!!
ですが。
女性の多くは、数日前や当日のドタキャンが多かったり、一緒に行ってみると海には入らずビーチで「あ、わたしここまででいいです」みたいなことも多くて・・・。
「えーーー??そうなの???海は目の前にあるのに、入らないの?え?私一人で遊んできていいのかな?もうそろそろ帰りたいかな?というか、楽しめてるの??」
って、私の「好き」なのに気を遣うことに違和感を覚えていって・・・。
だから、いつからか、女友達の「一緒にいきたい」は「社交辞令」と見なすようになりました。
今回、意外なメンバーから「行きたい!」とオファーをいただき、最初の頃は「社交辞令かな~」ってスルーしてたんですよね。
なんといっても、おしゃれ番長のみさきさんは、現役モデルさんでもあるし、「ハイキングのグッズ持ってるの?歩けるの?途中で疲れた疲れた言われたらどうしよう」って思って、「正直面倒臭いな~」(ごめん・・・)とさえ思っていました。
↑左:みさきさん 右:江美子さん
そうしたら、どうやら本気なのかな・・・と思えるくらいのやり取りが発生して。
「楽しみ!」
「持ってないから買ってくるね!」
「天気、大丈夫そう!」
「初心者だからこういう連絡ありがたい!」
これは実際にみさきさんが数日間私に送ってくれていたメッセージです。
「あれ???楽しみにしてくれてるのかな??」と、期待は膨らんでいきつつ迎えた当日。
まさか本気とは思っていなかったエレガント代表の江美子さんまで参戦の当日。
二人とも、服装も持ち物も、なんといってもエネルギーがバッチリ。
(もう一人、私の看護師時代からの友人はもともとアウトドア大好きなので、今回の記事には該当せず♡)
笑顔ハツラツで、行き交うおじさま・おばさまともどんどん溶け込むコミュ力の高さ。笑
そして、例のおにぎりタイムには
「おにぎりなんて久しぶりに作ったわ~」と笑っていました。
それだけではないんです。
高尾山に行く楽しみの一つは、帰りに立ち寄る温泉。
ここで夕方までのんびり過ごすのが大好きで、「温泉に行きたい人はグッズ持ってきてね。帰る人はここで解散ね」としか言っていませんでした。
もともと、仕事の繋がりで仲良くなった私たち。
たまに食事に行く程度で、裸の付き合いをするような経験もないので、嫌なら帰るだろうと。
むしろ、帰ってもらったほうが、気楽に一人温泉楽しめるな〜なんて気持ちさえありました。
がしかし。
「こんな駅の近くに温泉!!!最高ー!!!」と言って、温泉施設に入場。
「えー、ついにこのお二人と裸の付き合いをする日が来たのか~」と思っていたら、お一人が露天風呂に現れず。
「恥ずかしがって内湯にいるのかしら?」と思って探しに行くといない。
「恥ずかしがってもう上がっちゃったのかしら?」と思って脱衣所を覗くと、まさか!!!!すでに化粧水を塗っているではありませんか。
「え?露天風呂入った??」と聞くと、「ううん。でもゆっくりしてきて。」とのこと。
「そっか・・・・。無理に付き合わせちゃったかな・・・」と思いつつ、お言葉に甘えてゆっくり露天風呂を堪能して、食事処のお座敷で合流すると・・・・。
なんと、月一の生理の最中だったので、シャワーのみを浴びて上がったとのこと。
「言ってくれればよかったのに・・・。だったら気を遣わずにわざわざお金払って温泉に来なくても帰ってよかったのに・・・。」と思ったら。
「今回は入れなかったけれど、ハイキングの後にシャワー浴びれただけでもありがたかったよ~」と。
あーーーーーもう!!!!!!!
なんて素敵な人たちなんだ!!!!!!!
お二人とも、いずれのことも、もちろん自分のために自分の意思で決めたわけだけれど、私としては「自分の好きな領域」を思いっきり楽しむ覚悟を持ってご一緒してくれた心意気がものすごく嬉しかったのです。
だって、私の「好き」なことだもの。
なんとなく、つまみ食いしにきました、みたいな感じのスタンスも、本人が決めることだからもちろんアリだけど、やっぱり、どっぷり相手の世界に浸かってみようという心意気はすごく嬉しいしありがたい。
なんでも「本気で受け入れる覚悟」って、自分の見えない世界を隅々まで堪能することができるし、だからこそ「自分はこれ好き・嫌い」が出てきていいと思う。
ひとまずは、相手の郷に入っては郷に従う。
そこから、「もうハイキングいいです」「温泉とか面倒です」って言われても、私はちっとも残念には感じないと思います。
経験するからこそわかることだから。
中途半端に自分が美味しいと「思える」部分だけつまみ食いしても、本当は骨の髄にうまみがあることもあるわけで、こちらとしては「ちゃんと最後まで食べてみてよ!!!」みたいな^ ^
せっかく作ったのに、食べもせずに「多分好きじゃなさそうだからやめておくね」と言われたら、「絶対に2度と作ってやらないからな!!!!」って思うじゃないですか。笑
アウトドアのイメージゼロのお二人の、そんな心意気に、ますます惚れた6月のある日でした。
高尾山に行きたくなったら初心者さんはこちらを読んでください^^
私の定番の「蕎麦」と「ソフトクリーム」まで堪能いただけて、最高に嬉しかった♡
↑こんな無防備な江美子さんがみれて嬉しい♡
普段は、健康美づくりの専門家として、
セミナーや講座を開催しています。
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