実家の片づけは親と子の覚悟 | 明日が変わる捨活トレーニング

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一日一個、地道にコツコツ、続けていこう!

ドラマやバラエティーでも親しまれた俳優の大杉漣さんが

21日、急性心不全のため死去されたニュースをTVニュースで知り、

同じくらいの年齢の方は少なからずショックを受けたのでは

と思っております。

大杉漣さん、享年66歳。

しかも病気もなく元気な状態から体調が急変してしまっての

突然の訃報。          

心よりお悔やみ申し上げます。

 

他人事ではありません。

私だって、そのうち、そのうちと思っていても

“その時は、突然やってくる” かもしれません。

 

私も60歳を過ぎたあたりから

「あと、何年生きられるのか」

「これからの10年、どう過ごそうか」

と考えるようになりましたし、

私だけでなく、ほかの60代の方たちが、

どんな風に過ごしているのかも興味があります。

 

親世代の私も緩やかに、確実に老いています。

それと同時、子供に迷惑をかけまい思う親心もあります。

 

親子関係も必ずしも信頼関係とイコールにはならないこともあるし

子どもに迷惑をかけたくないとおもうあまり

不安を掻き立てられ、終活鬱になったり

終活を放棄してしまったりする人は少なくありません。

 

親子だから、分かり合えるというのは幻想です。

親にとっては、子供はいつまでたっても子供

子どもにとっては、親はいつまでたっても親なのです。

 

 

いずれ子世代にのし掛かることになる実家の片づけも

親が元気なうちに、子供が手伝いながら片づけていくのが理想ですが

親子の信頼関係がなければ、処分を巡って衝突することがあります。

不要なモノでも、捨てる行為は喪失感や空虚感をを伴います。

 

 

片づけとは、ゆっくり時間をかけて行うのが基本です。

今は、私たちのような整理収納の専門家やプロもいます。

プロの手を借りることもできますが

信頼関係がなければ成り立ちません。

信頼関係ができていれば、どれを捨てて、何を残すのか

親世代も、子供の意見を受け入れやすくなります。

 

 

 

親には、決して「否定的な言葉」をつけつけものではなく

自分ができることだけを伝え、力になってあげる。

気持ちはいつも寄り添ってあげることが大事なのです。

 

ドライな言い方になりますが

子世代は親を“取引先”と思う方が良いです。

大切な取引先と思えば、相手を知り、コミュニケーションを重ね、

信頼関係を勝ち取ろうとするはずです。

そのやり取りの中で、親の生活様式や健康状態を

知ることができますし、

親世代は子や孫から元気をもらうことができます。

 

 

出来ること、出来ないことをはっきりさせることも大事です。

 

親の片づけは、

自分の番のリハーサルでもあり、トレーニングでもあります。

 

いつか自分もこうなるんだよと身をもって子に教える

最後の務めだと考えてもよいのではないでしょうか。

 

 

最新情報

 

▼  『幸せになれる片づけトレーニング』 アメリカのカリフォルニア州に

あるサンディエゴ公共図書館で、採用されました!
世界に認めれるって嬉しい。
https://sdcl.overdrive.com/media/2557622

 

 

 

 

▼セミナー案内

捨活トレーニング入門講座開催のご案内

開催場所 東京都新宿区新宿1-2-1-1F

住まいのオーダーメイド館・ショールーム

開催日時  2月24日(土) 13:00~15:00

        3月14日(木) 19:00~21:00

                3月24日(土) 13:00~15:00

受講料   3500(税込)・テキスト代は含まれています。

お申込みはこちらから

 

<こんな方を対象としています>
どなたでも受講可能です。(男性も大歓迎です!)
・部屋が汚部屋で片付けが苦手な方
・飽きっぽくて続けるのが苦手な方
・行動するのが苦手な方
・前向きに変わりたいと思っている方