今日も暑くなる予感。。。💦

予感じゃない、確実ガーン

 

 

SMILEをスタートして10年以上が経過しましたが

SMILE BASKETBALL CLUB | つくば市 (smile-fiona418.wixsite.com)

 

 

私はこの時のことを今でも鮮明に覚えていますニコニコ

 

 

 

シャンティを立ち上げて、

 

福祉型専攻科シャンティつくば (amebaownd.com)

 

やったことない仕事が膨大にあって、給食も作って、家のこともやって、SMILEの活動

わたし、もういっぱいいっぱいだったのねえーん

 

 

それまでは、私が練習メニュー考えて、指導していたんだけど

 

 

もう無理えーん

 

 

ってなって、

 

 

みんなで練習メニュー考えてやってみて

 

 

と投げてみた

どんな練習するのかな?って興味津々

 

一般の人も来てくれていたけど、子供たちに任せてみたのね

 

 

そしたらね、障害の軽い子たちが先頭きって、障害の重い子たちに質問してたの

わたしなら、障害の軽い子たちだけに相談させてメニューを考えちゃうやり方しちゃうと思う

 

けど、この子達のやり方は、障害が重いも軽いも関係なく

会話になってないんだけど、みんなに平等に相談してたの

 

 

え~~~~~~

そんなやり方するんだ

なるほど、会話ができない子たちにもちゃんと問いかけるんだね

 

 

って関心したの

で、次の瞬間、鳥肌たった

 

 

みんなで手をつないでスキップ始めたのよおねがい

 

 

 

走るのが苦手な子がいる

練習を理解していない子もいる

めっちゃ走るのが早い子もいる

バスケがすっごい上手な子もいる

ものすごい幅のあるみんなが集まったSMILE

 

 

みんなが手をつないだの

列はバラバラだけどさ

これならみんな同じこと一緒にできるよね

 

 

 

わたしには絶対思いつかなかった練習

 

 

 

アップはしっかり走らないといけない

個人の練習

 

 

そう思い込んでた自分が

 

 

ちっせ~~~な爆  笑

 

 

って思ったよ

 

知的障害って、ネガティブにとらえられるけど

違うのよ

 

この子達ってすごい世界観の中で生きてるのよ

それを私たちが理解してないだけ

理解できないから、下においちゃう

 

 

けど違うのよ

 

 

この子達、すっごい想像力の持ち主よラブ

 

 

8月26日27日と福島でFIDのジャパンチャンピオンシップ大会があります

大会まで22日!

 

私たちスマイルは、前回ベスト8に入ったので

KING8というリーグにいます

7位8位になると、降格笑い泣き

 

1回戦の相手は、前回2位の東京のつばさ

ここは昔からずっと強いチーム

頑張るしかないですびっくりマーク

 

 

 

さて、そんなメンバー達ですが、距離感がないです

いろんな意味での距離感です

 

 

 

知的障害のこの子達、めっちゃ近いです爆  笑

例えばエンドラインからアップでダッシュをしようとすると

なぜか密集し、半分ガラアキとかよくあります

 

話してても、メンバーの顔が至近距離にあって

「近いって!!」ってよく伝えます爆  笑

 

メンバー達の距離も近いです

えっ?できてるの?

って思うくらい、ベタベタしてますラブ

 

 

私、BTS好きなんだけど、BTSもよくひっついてるけど

うちのメンバーもひっついてますラブ

でも、どうやらカップルではないようです笑い泣き

 

 

 

そして、移動距離も距離感ないです笑い泣き

 

数年前のあつ~~~~~い夏💦

練習試合がありました

距離にすると25キロぐらい

 

そこに、自転車でメンバーがやってきましたガーン

 

 

えっ?なんで自転車??

どんくらい時間かかった?

 

 

ん~とね2時間くらいかな

 

 

そんなわけがない

彼は右半身マヒしてる

 

 

何時に出たの?

何時に着いたの?


計算すると2時間50分ぐらい

 

 

それね、3時間かかったっていうんだよ!!

 

 

 

っていう感じで、自転車や原付で東京いったとか

ありえない距離を移動しますびっくり

 

 

 

1日練習の時のお昼も、コンビニが案外遠い

車も所持しているのにも関わらず

片道30分を歩こうとします

暑かろうが寒かろうが

 

 

よく考えてみてください

昼休憩は60分

 

片道30分のコンビニへの道のり

どうやっても間に合いませんよね??

 

 

でも、平然と歩いていきますガーン

 

 

 

こんなことが日常茶飯事です

当たり前にあります

 

 

 

なのになのにですよ!!!

車移動の時、

 

 

まだ?
ねぇあとどんくらいでつくの?

 

 

 

って何度も聞かれます滝汗

 

 

 

どういうことなの~~~~~~~~~笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいぶ昔の話になるんだけど

スマイルに一人の女の子が入部しました

 

 

サッカーしていた子なんだけど、見た目はかわいい男の子

私はずっと男の子だと思っていたぐらいサッカー

 

 

ご縁があってスマイル入部バスケ

そしてここからの展開が面白かった

 

 

まず、A君と付き合うってなりました

当時、全員高校生です

付き合うっていっても、ただ一緒にいる感じ

ライン交換の中で「付き合う」って感じ

 

かわいいもんです乙女のトキメキ

 

 

数日たつと、今度は息子と付き合うことになってました爆  笑

デートは私が送迎したり、ご飯一緒に食べたりと

見ていてかわいいお付き合い爆  笑

 

私も息子に彼女ができるなんて、これが最初で最後なのでは???

 

と思い、懸命にサポートラブ

 

 

が、また少したつと

今度はチームのB君とお付き合い

 

 

練習にその子がくると、

元彼たちもぞろぞろ集まって、今彼とその子とみんなでにこやかに話す

 

 

 

え~~~~~~~なんなのこの世界は????笑

 

 

 

私たち健常者の世界だったら、

まず同じチームの子たちと次々と付き合わないし

いくら自分がチームの一員としても練習に参加しない

ましてや同じチームの3人目の彼と楽しそうに練習に来ない!

それをみて、元彼たちがゾロゾロと集まることもない!!!笑

 

 

 

その子は結局、あと2名ぐらい身内と付き合い

そのまま卒業

 

 

数年ぶりに会ったときは、みなさんもわかると思いますが

元彼たちがゾロゾロと集まり、楽しく会話爆  笑

 

 

 

私たちが想像するお付き合いとかではないんだけど

ほんとライン交換して、デートいくっていってもかわいいやり方だし

ホテルにいって!とかは全くないんだけど

それにしても、

 

 

彼氏・彼女

 

 

っていう事実はあるらしく爆  笑

この元彼たちに

 

今まで何人と付き合ったの??

 

って聞くと

堂々と

 

 

その子の名前がちゃんと入ってる爆  笑

 

 

 

 

でもさ、なんかほほえましいな~って思ったよウインク

一人の女を独占しない

しかも、あと腐れが全くない

 

 

 

こんな世界は幸せだな~って思うラブ

 

 

 

この子達といると、常識を簡単に覆してくれるよ

毎日思う

 

 

常識ってなんだろ?

本当に私の中の常識って正解なのだろうか?

 

 

 

日々、学ばせてもらっています!笑

 

 

 

写真と本文は全く関係ありません!

本文はだいぶ前のSMILEの話です!笑

 

 

 

 

 


 

 

 

 

もう6年も経つんですね!!

 

息子が高校3年生の、沖縄への3泊4日の修学旅行やしの木

これはチャンス!と思い、この時私はバリ島へ一人旅飛行機

 

 

海外の一人旅は初めてだったんだけど、現地に住む日本人を友人が紹介してくれたので

とても心強く行けました💪

 

 

あの頃は、荷物をいかに少なくするか!がテーマだったので、1週間の旅でしたがバックパック1つで旅立ちました

荷物が少ないと、飛行機降りてからもすっごくラクだったのを覚えています

 

 

友人の友人が、現地の人を紹介してくれ、その方に原チャリで観光に連れていってもらったり

現地の方のお家にも行くことができたりと、ほんと楽しい旅だったんです

 

 

バリ島の人を観察してて気づきました

 

男性はあまり仕事している人が少ない

朝、宿の前の小さなお店のところに座っているおじちゃん

夕方観光を終えて帰ってきても同じところに座っているんですよ

 

あとでわかったのですが、このおじちゃん「毎日女の子を眺めてる」ということでした爆  笑

サイコー👍

 

 

もちろん、働いている男性もたくさんいましたよ

でも、日本人みたいに一生懸命とかあまり感じず

みんなが得意なことを、思い思いにやってる感じかな

 

 

ほんと、のんびりな人が多かった

スコールあっても仕事している人もいたけど、かなりの雨でも気にせずやってて

びしょ濡れ!笑

 

中心部は、原チャリのクラクションがあちこち響いていたけど

基本のんびり

 

いかにもバリ!って感じ爆  笑

 

 

家にも時計がないお家が多いとのことで

明日午前中行くね!っていう言葉は挨拶みたいなもので

集まるのは午後とか夕方になるらしい

 

 

歯磨きもほとんどしないけど、虫歯にならないとのことでした

ただ、西洋のお菓子が入ってくるようになってからは虫歯もできるようになったらしいです

 

 

お風呂もほとんど入りません

でも臭くないんだよね

 

一度ドライブに連れて行ってくれた時、綺麗とは言えない川で全裸に近い格好で

水浴びしている人たちがいて、どうやらそれがシャワー扱いになるみたい

 

日本人が洗いすぎなんだよね、きっと

 

 

で、観察しているとね、私からみたら、バリの人たちが日本にきたら「発達障害」って診断されるよね?

って思ったの

 

 

歯磨きしない

お風呂入らない

時計わからない

仕事あんまりしない

貯金の概念がない

 

とかとか。。。。

 

 

ってことはさ、私の周りにいる障害者手帳を持っている子達がバリにいったら

いったい何人の人が「健常者」としてやっていけるんだろ?

 

って思った

ただ国が違うだけで、「健常者」にもなるし「障害者」にもなる

 

 

そう思ったらさ

 

 

歯磨きなんてしなくてもいいじゃん!

お風呂なんて毎日入らなくていいじゃん!

時計なんてわからなくても、カンで行動すればいいじゃん!

笑っていられるなら、仕事しなくてもいいじゃない!

その日生きていけるお金があればいいじゃない

 

 

って思ったよ

日本って厳しすぎるなって思った

 

 

みんながみんな

のんびり、自分らしく過ごせたら、た~くさんの人がハッピーになるのにな~って

いまだに思っている私ですニコニコ

 

 

そうそう、足がないとかの身体障害の人にも、特別扱いはしないとのこと

道が舗装されてないから、車いすはなくて、みんな杖を自分で作ったり

どうやったら歩けるか試行錯誤しているっていうのも聞きました

 

あと、基本同じ敷地に親戚一同で暮らしているから

育児もみ~んなでするみたい

 

人が亡くなって、葬儀をするお金がないときは、お金ある人が貸すとか

一度埋めて、お金がたまってから葬儀するとか、そんな感じらしいですよ

 

 

このバリ島への旅から、日本と世界の障害者の立ち位置ってどうなんだろ?って思ったんだ

 

 

 

日本の常識は世界の非常識であって

世界の常識は日本の非常識

 

 

どっちがいいとか悪いとかじゃなく

面白いなあ~って思うし、良いところは取り入れていけたらいいなって思うニコニコ

 

またバリに行きたいな~✈

 

 

昨日練習スタートの時、こんな写真が送られてきました

 

 

 

 

 

ネットが。。。。笑い泣き

壊れてた~~笑い泣き

 

 

 

 

これバスケしてる人ならわかるけど、案外ダメージ大きいです

 

 

シュートが入ったのか入らなかったのかわからない

なんか気持ち悪い

 

 

 

で、これ見て思いだしました

 

 

 

数年前にいた重度の自閉症の子

体も大きく、顔つきもイカツク、一見近寄りがたい男の子でした

でも、と~~~っても優しい、スマイルのアイドル的存在だったのですラブ

 

 

ドリブルとかパスはできないんだけど

ロングシュートがめっちゃ入ります

ゴールに触らずきれいに「スポッ」って入るシュート

見ている私もとっても気持ちがいいシュート

 

なぜかなぜか、すごい確率で入るんです

タブセユウタもビックリするぐらいシュート入るんですよ

 

 

ある日、ネットが破れていて、紐の一部が「ピョ~~ン」って飛び出していたんです

それを見て、彼は肩を揺らしながら泣き始めたのです笑い泣き

子供が号泣するかのように、涙をポロポロ流しながら座り込み泣いてるんです

 

 

自閉症の子は、いつもと違う状況が受け入れられないんです!!

彼にとっては一大事な大事件なんですガーン

 

 

なんとか紐を結び直し、見た目は修理されたかと思われたのですが

何度かシュート決めてたら、また紐の一部が「ピヨ~~~~ン」ってでてきてしまって。。

 

 

また号泣笑い泣き

 

 

 

 

なんかすごく可愛すぎて、笑ってしまった爆  笑

失礼かと思ったけど、可愛すぎたのラブ

だって、誰よりも大きい体で、イカツクて、近寄りがたい存在の彼が

子供みたいに泣いてるの

 

 

 

嫌だよね~

ネットが破れてるのいやだよね~

 

 

 

いくら慰めても、彼は号泣で。。。

 

 

 

自閉症の子たちって、こういうところが生きにくいよね

彼にとってのロングシュートは唯一の癒し

あのスポッっていう音とともに揺れるネット

この一連の動作すべてが彼にとってはとっても大切な儀式なんです

 

 

 

それが出来ない。。。。

 

 

 

自閉症の子たちは、こんな世界で生きているんです