このブログでも

絵本の読み聞かせの効果について

何度か書いていますが、

 

 

改めて読み聞かせの効果を感じる記事を

日経新聞で目にしたのでシェアします。

 

 

 

低下する子供の読解力 想像力培う読み聞かせ

(こちらのネット記事は会員限定のようなので、全文は見られません)

 

 

 

私立進学校の国語科教諭をしている中島氏によると、

 

 

 

最近では受験勉強の影響か、

真の読解力が身についていない子どもが増えたとのこと。

 

 

中島氏の言う真の読解力とは、

 

 

 

「文章の内容理解に加え、

状況を分析し、適切に判断する力」

 

 

 

その鍵となるのがコミュニケーション力だと言います。

 

 

 

絵本の読み聞かせというと、

 

 

 

一見すると読解力や英語力とは

直接 結びついていないように

感じられるかもしれませんが、

 

 

 

わたしもこの記事に書いてある通り、

 

 

 

幼少期の読み聞かせは

将来的な読解力想像力の成長に

欠かせないと感じます。

 

 

 

文字を読ませる練習を

することよりも大切だと思っています。

 

 

 

もちろん自分で読めるようになった子は

自分でその力を伸ばすことができる。

 

 

 

 

でも もしまだ自力読みの取組みが

軌道に乗っていないという場合は、

 

 

 

「うちの子、まだ文字に興味がない」とか

「まだ自力読みができない」とか

焦る必要はなく、

 

 

 

絵本の読み聞かせをたくさんして、

紙の本に触れる機会をたくさん作る。

 

 

 

文字への意識が高まるまで

そうやって土台作りに時間をかけると

いいのかなと思います。

 

 

 

その土台が

将来的な「本好き」や「読書好き」に

繋がるのだと思います。

 

 

 

記事ではまた、

 

 

「活字にこだわらず、

映画や演劇、ミュージカル」も

 

 

読み聞かせと同じように

耳からの情報を処理する能力が育つと書いてあります。

 

 

 

かけ流し動画も、耳からの情報(インプット)という点では同じなので、

 

 

記事にあるような力が付くことを

期待したいところですが、

 

 

年齢が低い子の場合は、

インタラクティブなインプットが伴う方

 

 

より効果的だとは思います。

 

 

 

また、かけ流しや動画材料を選ぶ際に

注意したいのは、

 

 

子どもの英語力や年齢に合っているか

ということ。

 

 

 

以前の記事で書いたように、

かけ流しが効果を発揮するのは、

かけ流しの内容が実際の体験と連動しているか、

 

 

ある程度の英語の土台がある場合。

(『英語のかけ流しだけで英語耳は育つ?』)

 

 

 

土台がしっかり築かれるまでは、

子どもの持っている語彙力と英語力と

照らし合わせながら 

 

 

 

かけ流しの音源や動画を選ぶ

必要があると思います。

 

 

 

 

 

絵本の読み聞かせにしても

かけ流しにしても

動画にしても

 

 

 

英語であれば何でもいい

というわけでではなく、

 

 

子どもの言語レベルに合ったもの、

子どもの興味に合ったもの、

 

 

子どもの年齢に適したもの、

 

 

良質な内容のもの

(子どもに知って欲しい内容・表現か、子どもに知って欲しくない不適切な表現は含まれていないか、下品な表現はないか、年齢に合った表現か、なども選ぶ基準になります)

 

 

そういったものを念頭に

選ぶといいのかな と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【参考文献】

・『日本経済新聞』2018年11月6日夕刊5面「低下する子どもの読解力 想像力培う読み聞かせ」

  (筆・中島 克治)

 

 

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