英語のレッスンをするときは
教室内での「インプット」、
つまりターゲットとなる単語やフレーズを
かなり絞り込んでいます。
習得の効果を上げるために
インプットを操作するのです。
ご家庭での語りかけのときは、
直接的に教えるのではなく
こういったインプットの操作を意識すると、
習得して欲しい単語や表現が
定着しやすくなります。
中でも取り入れやすいものが
対義語(opposites)。
レッスンでは これだけを
取り出して、対義語を同時に導入して
教える やり方を取ったりしますが、
家での語りかけでは
「教育」ではなく、
普段の生活の中で行うので
もう少し時間のかかる方法です。
もちろん、英語のレッスンのように
同じ会話の中に含めることもできますが
毎回は難しいので、
違う会話の中で意識的に
その単語を混ぜるだけでも覚えやすいと思います。
わたしが よく使う対義語は、
- cold → hot
- up → down
- fast → slow
- loose → tight
- inside → outside
- open → shut
- put on → take off
- sweet → sour
- thick → thin
- clean → dirty/ messy
- wet → dry
- early → late
- quiet → loud
今 思いつくのは こんな感じでしょうか。
例えば、




《別の場面で》

こんな風に対義語を会話に
繰り返し混ぜることで
体感しながら自然に覚えていきます。
語りかけを実践されている方は、
普段の子どもの行動を観察して
考えられる対義語を書き出しても
いいかもしれません