7月になりました
もう一年の半分が
終わってしまったなんて
本当に月日の経つのは
早すぎます・・・!
前回記事で
季節のしきたりについて
書きましたが
今日はもう少しそのお話を☺️
きものと帯以外の小物で
季節のしきたりがあるのは
半衿と帯揚げです。
帯締には実は
季節のしきたりはありません。
最近は夏用のレースの帯締なども
見かけるようになりましたが
夏の時期は必ず
レースでなければいけない
というわけではありません。
(反対に、レースの帯締を
夏以外の時期に身につけるのはおかしい
というのはあるかもしれないですが)
つまり
きものの季節のしきたりでは
帯締は年中同じものが使える
ということなんですね。
それでちょっと
それはどうしてなのか
何か理由があるのか・・・と
私なりに考えてみました。
KIMONO SMILE新作の帯締
もうすぐショップにUPします♪
前回、私は
きものの季節のしきたりは
その季節に対応して
気持ちよく着るために
決められたルールだと思う
と書きました。
その視点で
帯締にはないけれど
半衿と帯揚げにはある
何か気持ちよく着るための
ポイントというものが
あるのだろうか?
と考えた時
ちょっと気づいたことが
ありました。
これは私自身の経験からですが
暑い時期、半衿と帯揚げは
汗で濡れてしまう
場合があります。
半衿は体に触れる部分に
身につけるので
汗がつくのは当然ですが
実は帯揚げも
間にきものや襦袢(下着)は
あるものの
身体に密着しているので
結構汗が伝わってしまうのです
実際私は
汗をたくさんかいた日に
家に帰ってきものを脱いだ時
帯揚げが汗でびっしょりだった
ということが何回かあります
でも、帯締は帯の上から
つけるものなので
汗をかいたからといって
帯締まで濡れてしまう
ということは
さすがにありませんね
だから帯締は
季節によって使い分ける必要が
あまりない
ということなのかな
と思いました。
反対に、半衿と帯揚げは
暑い時期には
涼しく身につけられる素材に
した方がいい・・・
そういった理由からできた
季節のしきたりなのでは
ないでしょうか?
そんなふうに掘り下げて
考えていくと
季節のしきたりについても
納得できることが多く
昔の人も色々と考えて
気持ちよく着られるように
工夫をしていたのだな
と感じます。
これからは益々
暑い季節になりますが
現代に生きる私たちも
工夫して気持ちよく
きものを着たいですね
訪れた方が思わず笑顔になるような
ものづくりを目指した
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@smile.kimonosmile
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