先日の投稿で

日本人の和服離れの理由として

和服は高価なもの

特別な時にだけ着るもの

という先入観を

多くの人が持っていて

そのイメージが

定着してしまっていることが

原因の一つではないか

と書きましたが

 

もう一つ

和服が現代に受け入れられにくい

理由として

絹物は家で洗えない

という点があると

私は思っています。

 

 

多くの日本人が

普段から和服で過ごしていた時代は

例えばお風呂も

毎日入るのが当たり前では

なかったでしょうし

髪だって結っていて

きっと毎日は

洗っていなかったですよね。

 

そう考えると

着るものだって

着るたびに洗うものではない

という感覚は

普通のことだと思います。

 

 

でも現代では

毎日お風呂に入るのも

毎日髪を洗うのも

珍しいことではなく

むしろほとんどの人が

そうやって生活していて

だから着るものだって

素材にもよりますが

洗えるものは洗いたいと思うのは

一般的な感覚。

 

加えて昨今の

コロナ禍などの影響もあり

身体も、身に着けるものも

いつでも清潔に保とうというのは

現代人に根付いた

当たり前の感覚に

なっていると思います。

 

 

そんな現代の感覚からすると

「洗えない」というのは

着るものとしては

敬遠される要因の一つに

なってしまうのでは

ないでしょうか。

 

私自身もやはり

きものは洗える素材のものの方が

断然袖を通す回数が多いです。

 

清潔にという理由だけではなく

汚してしまっても洗える

という安心感

着ることへのハードルを

下げてくれます。

 

 

ところがこの

「洗えない」と思っていた

絹のきものを

洗えるようにしたのが

ワタマサタマサの絹のお召に

使われている

alaelle【アラエル】

という加工です。

 

 

着物はやっぱり絹が一番

と思っている方は

やはり多くいらっしゃると

思います。

その絹の着物が

家庭で気軽に洗えるとなったら

それは

とても嬉しいことですよね照れ

 

 

ポリエステルも最近は

随分と改良されて

一昔前の良くないイメージは

払拭されつつあり

手触りなども

絹に遜色ないものも

増えてきている気がします。

 

でも、体質的に

天然素材でないと

身体が受け付けない・・・

等の悩みを持つ方も

意外にいらっしゃって

 

そういった面を考えると

絹という素材は

人の肌に優しく

涼しくも暖かくも着ることができる

万能な素材だと思います。

 

 

ワタマサタマサは

丹後ちりめんの織元

株式会社ワタマサさんが

「きものと絹をもっと日常に」

というコンセプトで

作られたブランド。

 

洗える絹のお召を実現した

ワタマサさんの加工の技術

alaelle【アラエル】

絹の優れた特性を

全く損なうことなく

化学的な薬品なども

一切使わず

織の技術のみで

洗える絹を完成

させています。

 

初めてこの素材と出会った時

私は心の中で思いきり拍手ビックリマーク

させていただきました。

 

 

こちらがご縁あって

私の手元に来てくれた洗える絹のお召♪

 

 

 

 

KIMONO SMILEでは最近

オリジナルきものの販売を

始めましたが

素材は木綿とポリエステルです。

 

汚れや汗を気にせず

気軽に着て欲しいから

洗える素材を選んだのですが

その素材の部分から

洗えないと思っていた絹を

洗えるように・・・と

チャレンジされたワタマサさん!

心から尊敬しますキラキラ

 

 

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これからも色々な方の

熱い想いが集結して

きものが今よりも

どんどん身近なものに

なっていきますように・・・虹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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