皆さんは、着付師と着付講師の
違いがわかりますか?
以前のブログ
少し触れましたが
着付師は
人にきものを着せる仕事
着付講師は
人にきものの着方を教える仕事
です。
このブログで何回も書いていますが
私は、自分できものを
着られる人に
もっと増えて欲しいので
着付講師の資格を取りました。
でも先日、トルソーに
振袖を着付ける体験をして
着付をしてあげるのも
意外にいいかも・・・と
ちょっとだけ思ったのでした
次女の成人式の時の振袖。着付したのは私ではないですよ
今は初めて着るきものが
振袖、という人が
多いかもしれません。
そんな初めての体験で
きものって窮屈とか
重くて大変とか
マイナスイメージが
ついてしまったら
それから先、またきものを
着たいとは思わないですよね。
だから、振袖の着付師さんは
そんな初めての人に
きものっていいものだよと
伝える役目も担っていると
思ったり・・・
振袖だけじゃなくて
例えば結婚披露宴などで
普段は全く着ないけど
その時だけ着物を着る
ということもありますね。
そういった時の体験でも
やっぱり窮屈とか重いとか
マイナスイメージが
ついてしまうのは残念
逆に
意外と苦しくないとか
やっぱりきものってステキ
といったイメージを
持つ機会になってくれたら
その時の着付師さんは
着付以上の
いい仕事をしたと思います。
そしてやっぱり
そんなきっかけで
きものを好きになったら
自分で着られるように
なってもらいたいなあ
・・・そう考えるとやっぱり
着付講師もいい仕事を
しなくちゃですね