日本ブルキナファソ友好協会ではたらくスタッフのブログ -4ページ目

新ボランティアメンバーのご紹介


ワガドゥグ事務所の中川圭吾です。
素晴らしいニュースです!
 今月からブルキナファソで半年の生活を送る事になった「よし」さん
(ペンネーム)が、「ブル日々」の作成を手伝ってくださります!
では、さっそく彼女の出会ったブル気をお楽しみください!

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初めまして。
 今月より約5ヶ月間、ワガドゥグ事務所でボランティア活動に参加する
事になりました、「よし」(ペンネーム)と申します。
 4月27日、日本から乗り継ぎを重ね、ようやくたどり着いたワガドゥグ空港。
エアコンのきいた飛行機から一歩外へ出ると、まるで 外はサウナ状態。。。
汗が一瞬にして体中から吹き出してきます。
一番暑い季節だとは聞いていたけれど、これほどまでとは(汗)

 肌が乾燥すると思い、大量に保湿液を持ち込んだものの、常に体中汗を
かいているため意外にも肌は潤っていてナチュラルエステ状態です(笑)

まだまだこちらでの生活には不慣れなのですが、 女性の視点でみた
ブルキナでの喜びと感動そして混乱をお届けしてゆきたいと思います。

新メンバー紹介
[到着直後ワガドゥグにて撮影]

ワガドゥグのエッフェル塔に


登りました。

 前回ここに書いた関係で、スタディツアー参加者の方の希望があり、
中に入れるのかも知らないまま、少しずつ近づいてみました。

 すでに夕方5時を過ぎていたからか、入り口の門(小中学校にある大き
な金属製のガラガラと引くタイプ)は開いていますが、周りに人影なし。
看板には車での乗り入れ禁止とだけ記載があり、開園時間、さらには
塔の正式名称も見当たりません。

 あ、向こうの木陰をモップを持った掃除係のおじさんが散歩してる。
「ボンスワール、ムッシュー!今、入ってもいいんですかー?」

 しかし掃除係のおじさんが近づいて来た瞬間、我々は一瞬凍りました。

■正誤表
   × 掃除係  ⇒  ○ 警備員
   × モップ  ⇒  ○

 巡回する前にまず正門を守れよ!と心の中で突っ込みを入れつつ、
おどおどしながら入って良いか聞いてみると

エッフェル
[銃を持った警備員が横にいるので、自然な笑顔は不可能]

 「時間内ならエレベーターが動いているけど、階段で登るのでいいなら入って
いいよ。登った所での写真は禁止されてるけど。」 とのこと。

 見ると、塔の根元にあるレストランやお店予定地には何も入っていません。
 どうやら正式なオープン前ながら、警備員の粋な計らい(?)で入れてもらえた
ようです。でも「時間外」?

 状況が理解できないまま、登りました。塔の内側に設置された非常階段を。
傾いてたり、一段ずつの階段の高さが違うので、かなり気をつけて登りました。

 見晴らしは、階段が内側にあり、かつ展望台に入れないため、イマイチ。

 降りてから警備員に聞いてみると、正式なオープンは3月末だったはずだが、
何らかの理由で延期になり、まだ日程は不明とのこと。
 料金(非公式)を取られると思ったら何も言われず、爽やかに挨拶を交して
タワーを後にしました。正式なオープン後にまた来たいと思いました。

 警備員の余談ですが、先日無人キャッシングコーナー(VISA)に入ると、
中に銃と警棒が置かれたまま。しばらくして警備員が遠くからやって来たの
で、「これ置きっ放しにするなよ」と言うと、ごまかし笑いが返ってきました。

平和な国です。

エッフェル2
[平和な国ではワニとも仲良しです(?)]

髄膜炎対策


 髄膜炎と言えば、今年は首都ワガドゥグでも流行が確認され、感染地域
での無料ワクチン接種キャンペーンもありました。また、薬局が18,000Fcfa
(約4,500円、4Fcfa≒1円)で販売していたワクチンを、保健省がより多くの
人が購入できるよう、6,000Fcfa以下で販売するよう規制したとも聞きました。

 私も3月まで時々後頭部が痛む事があり、特に2月頃は周りの人でも同じ
症状を持っている人がいました。ある日熱が出たので、これはいよいよ危な
いと思い、近くの私立診療所に行き色々と説明したのですが、

 医者の回答は、
「髄膜炎の患者はこんなによく喋らないよー。これはマラリアの初期症状
だから大丈夫だ」 とのこと。

 喋る量で判断するって、、ん?マラリアだから大丈夫?

 結局マラリアでもなく、ただの風邪だったようで、すぐに治りました。
 マラリアを風邪と誤診しやすい日本とは逆で、ここではすぐに「マラリア」
との診断が下るそうです。。。いずれにしても、予防接種が一番とのこと。

 結局私は接種しそびれました。なお、上記URLで見られるように、
WHO(世界保健機関)の4月17日付ニュースを見ると、ワガドゥグを含めた
地域の全住民270万人に対する接種キャンペーンが終了したそうです。

 あれ、”全”住民?、、ま、政府発表なんて、こんなものです。