髄膜炎対策 | 日本ブルキナファソ友好協会ではたらくスタッフのブログ

髄膜炎対策


 髄膜炎と言えば、今年は首都ワガドゥグでも流行が確認され、感染地域
での無料ワクチン接種キャンペーンもありました。また、薬局が18,000Fcfa
(約4,500円、4Fcfa≒1円)で販売していたワクチンを、保健省がより多くの
人が購入できるよう、6,000Fcfa以下で販売するよう規制したとも聞きました。

 私も3月まで時々後頭部が痛む事があり、特に2月頃は周りの人でも同じ
症状を持っている人がいました。ある日熱が出たので、これはいよいよ危な
いと思い、近くの私立診療所に行き色々と説明したのですが、

 医者の回答は、
「髄膜炎の患者はこんなによく喋らないよー。これはマラリアの初期症状
だから大丈夫だ」 とのこと。

 喋る量で判断するって、、ん?マラリアだから大丈夫?

 結局マラリアでもなく、ただの風邪だったようで、すぐに治りました。
 マラリアを風邪と誤診しやすい日本とは逆で、ここではすぐに「マラリア」
との診断が下るそうです。。。いずれにしても、予防接種が一番とのこと。

 結局私は接種しそびれました。なお、上記URLで見られるように、
WHO(世界保健機関)の4月17日付ニュースを見ると、ワガドゥグを含めた
地域の全住民270万人に対する接種キャンペーンが終了したそうです。

 あれ、”全”住民?、、ま、政府発表なんて、こんなものです。