前回のつづきです。
有資格者が一人の士業事務所の場合、ある業務の専門家としてひとつの業務に絞って情報を掲載したほうが問い合わせが多いことは前回説明しました。
今回は、ひとつの業務に絞って情報を掲載するより、対応できる業務をできる限り掲載して何でもできることをアピールしたほうが問い合わせが多いのではないかという疑問にお答えします。
対応できる業務をできる限り掲載した場合、以下のようなデメリットがあります。
(1)情報が少ない/多過ぎて読んでもらえない
(2)SEOやリスティング広告の効果が下がる
(3)閲覧者に信用してもらえない
(1)情報が少ない/多過ぎて読んでもらえない
対応できる業務をできる限り掲載した場合、ホームページに掲載する各業務に関する情報量はひとつの業務に絞った場合に比べて少なくなってしまいます。掲載している情報が少ないと、閲覧者はあなたが専門家としての能力があることをホームページからだけでは判断できなくなってしまい、あなたは選ばれない士業となります。
また、ホームページに掲載する情報量を減らさない場合、各業務に関する情報量が多過ぎて読まれない、もしくは必要な情報を見つけられなくなり、結局あなたは選ばれない士業となります。
(2)SEOやリスティング広告の効果が下がる
ホームページに掲載する各業務の情報量が少なくなると、SEO的に不利になります。検索結果の表示が下位表示になればホームページを閲覧される確率が減ります。
また、情報量が少なくなると、リスティング広告も品質インデックスが下がりため、クリック単価が高くなります。
(3)閲覧者に信用してもらえない
能力的にも時間的にも、ひとりの人間がたくさんの専門家になれるわけがありません。何でもかんでも自分は専門家だといっていると閲覧者の信用を失います。
会社案内の代わりに、対応業務をたくさん掲載したホームページを作成されている士業事務所は多いのですが、それでは閲覧者からの問い合わせはきません。
もし、それで問い合わせが来るのであれば、新聞の折り込みチラシやポスティングで会社案内をばら撒けばもっと効果が出るでしょう。そのような士業事務所はありませんし、一般企業でもそのような会社はありません。
会社案内では問い合わせが来ないのです。問い合わせが来るホームページにしたければ、それなりの情報を掲載しなければなりません。