動かしやすい筋肉、動かしにくい筋肉 | 読めば面白くなるからだの仕組み ~かっちのフィットネスブログ~

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筋肉を動かしやすい/動かしにくいという視点からみてみましょう

人間は意識しなくとも脚や腕をうまく使って身体を動かしています。

からだには動かしやすい筋肉と動かしにくい筋肉があります
腕や脚はよく動きます(動かせます:自分でコントロール可能)その性質上、動かさないと日常生活が成り立たないからです

一方で動かしにくい(動きにくい:自分で動きをコントロールできない)筋肉や組織が存在します

この筋肉は腕や脚と違い動かしている感覚がほとんど(実際にはまったく)ありませんまあ、それは使おうと思っても普段動かす習慣がないのだから使えないのは当然です

こういった動かしにくい筋肉は特に体幹部や骨盤など人の胴体部分に集中して存在しています

今まで体幹筋群や骨盤周囲筋は目に付きにくい(見えない)こともあり、ほとんど刺激する*1)ことができませんでした

人は良く動き見た目が変化しやすい部位に目を奪われる傾向があります

腹筋の割れ方や大胸筋の大きさ、そして二の腕や太腿の太さが筋肉の質や動きの良さを表していた過去があります。

現実には今でもそういうイメージを持つ傾向は強いです。

しかし最近、関連分野の研究が進み見た目の筋肉と同じくらい、あるいはそれ以上に大切な部位が存在することが明らかになりました

特に効率的に運動効果を高めたり、また競技パフォーマンスに影響するような洗練された動きの獲得にはコアと呼ばれる体幹筋、特に身体の深い部分に位置する深層筋群(大腰筋)への刺激が絶対的な必須条件となっています。

大腰筋の効率的な運動には横からみた骨盤の傾斜角がとても深く関係し、その角度は後傾よりも前傾のほうがはるかに活発に働きます。

例えば様々な研究報告でアフリカンアメリカン(黒人)アスリートの深層筋(大腰筋)は日本人のそれよりも2~3倍近く大きいという調査結果がでています。

彼ら/彼女らの背中やお尻、腿裏(ハムストリング)は特に発達し盛り上がっています

動かしにくい体幹の深層筋をうまく使えるようにするために骨盤の前傾が必要なことは、黒人アスリートの前傾した骨盤をみると合点がいきます。

運動を効率的にさらに高める要因がそこにあるとかっちは考えています。

大切なことは、黒人アスリートとまでいかなくともこの動かしにくい筋肉をいかに動かしやすくするか、そういった視点で身体の動きを捉えるとあなたにとっても面白いことが起こるかもしれません。

*1)かっちは鍛えるというイメージはほとんど持っていません。代わりに刺激するという言葉を多く使います