四股を踏むとき(職業が違うので中々する機会はないと思いますが・・・)立っているところから膝を曲げつつ徐々に足を真横方向に広げていき腰をググッと落としていくと、股関節は“ある角度”までいくともうそれ以上曲がらない(動かない)状態になります。これは『股関節のロック』機能が働くからです。
脚を開いて腰を落としていくともうどうにも脚が耐えられない状態(膝関節の曲がる角度によって)になりますが、そのときこの股関節のロック機能を働かせることで身体全体の重さが膝や太腿だけにかかるのを防いでくれる機能です。
股(股関節)を広げたり曲げたりするのはその行為に慣れていない人にとってはかなりきついと感じるかもしれません。でも股関節は多くのぶっとい身体にとって重要な血管の通り道であり、身体のお守り隊であるリンパ液の大切なルートなのです。脚のむくみや重だるさなどの症状を抱える方やダイエットやシェイプアップに関心のあるあなたならここ(股関節)をマネージメントすることで様々な問題を改善することも可能なんです。
余談ですが相撲界のトップに君臨する横綱は3人ともモンゴル出身力士です。この傾向はその3人の前にモンゴル出身力士初の横綱になった人から始まっています。
その力士、青いひと(おそらくわかると思うんですが・・・)も、そして次の横綱、白のひと(現在の角界をけん引している人)もそうですがかれらの四股はとにかく股関節がよく曲がり、よく開きます。
彼らは立ち合いからぶつかる瞬間背中が弓なりに反った状態になっています。骨盤を前傾させるとその背中の弓なりができるのです。かたや苦戦を強いられる日本人力士たちですが立ち合いの瞬間は背中が丸くなっています。前者は骨盤を前傾させることで背中を弓なりにして股関節のロック機能をつかいます。これで腰はググッと落ちて地面に近くなり所謂腰が入った状態で相手とぶつかることが可能です。後者は骨盤が後傾しがちで腿の筋力を使って腰を落としている状態です。脚の筋力のみに頼り股関節のロックという構造的な優位性が働かないのですぐに疲れてしまい筋肉がもちません。
因みにモンゴル人は馬に乗るのかうまいそうです。乗馬するときは骨盤なめらかな動きが必要になってきます。
ダイエットやシェイプアップではこの股関節に目を向けることが目的達成のためには必要な要素です。
身体にある構造的な機能(例:股関節のロック状態)をうまく利用することで股関節の動きをビックりするくらい改善することだってできちゃいます。
試しに一度トライしてみてください!
あなたの身体の機能を知ることが目標達成の第一歩かもしれません