ハァ、やるせないエピソードでしたね。

 

本話は全話における谷底回って感じかな。

 

この徹底的な落とし方は、14話に通じるものがありますね。

 

 

まずはゼロツー。

 

1話の桜並木のシーンが回収されましたが、かわいかったなぁ。

 

ホント、ゼロツー最高!

 

悪夢のシーンでは、使い捨てにしたステイメン達が現れましたが、

 

これはゼロツーが人間になった証でしょう。

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデンにおける「火傷」で、これから乗り越えていかなければなりません。

 

と同時に、キョリュウ側からのプレッシャーがあり、

 

ゼロツーはジレンマを抱えながら過酷な運命に立ち向かっていくと思われます。

 

 

皆さん、気が付かれましたか?

 

悪夢の前と後で、ゼロツーの角が大きくなってましたね。

 

ヒロは気づいていました。

 

これは何を表しているのかは、今はちょっとわからないな。

 

ただ単にストレスで大きくなるわけではないと思います。

 

 

そして、ゼロツーは仲間のために、パパの代理人であるナインズに

 

立ち向かいました。

 

初めてじゃない?ゼロツーが反乱起こしたのは。

 

ゼロツーじゃなかったら処刑でしょ?

 

でも、なんかゼロツー、人間に近づきすぎたせいか、

 

昔の圧倒的なパワー、存在感やカリスマとかが弱まったような・・・。

 

ともかく

 

今後はゼロツーが中心となって話が進んでいくことでしょう。

って

 

相手どこだっけ?

 

ていうぐらい

 

なんか私のワールドカップ熱は冷めきっています。

 

世間も全然盛り上がってないから

 

本当に来月から始まるんかいのうって感じですわ。

 

 

これ、スポンサー大丈夫かな?

 

やっぱハリル監督解任は大失敗だったね。

 

 

W杯予備登録メンバーも謎の非公開のままだし、

 

ホント、なんだかなぁって感じ。

 

 

私は本田・香川選手が選ばれることに何の疑問も問題もありませんが、

 

そういう問題じゃないんですよねぇ。

 

少なくとも、絶対惨敗だろうな、という結果に向かっている

 

プロセスが気に入りませんね。

さてさて

 

17話の引きに、パパたちがこれから行おうとする内容のセリフがありました。

 

 

「キョリュウの姫は滅びの道を選択したか」

 

「自分たちの生み出した子により地上が焼かれる痛み、味わうことになろうとは」

 

 

なんですが、日本語って難しいねぇ。

 

キョリュウって、グランクレバスや火山の中にいた姫とか考えたら

 

要するに地底人ですよね。

 

地上を焼こうとしているのはパパたち人類でしょ?

 

ていうか、もう地上は赤いんですけど(汚染されて地上は荒廃し、海も赤い)・・・。

 

これから何やるの?宇宙から?

 

痛み?これがキーワードかな?

 

 

これらを当てはめると、

 

「地底人であるキョリュウが生み出した人類が、与えた地上を自ら焼いて生きていけなくするという所業に苦しめ」

 

って言ってるのかな?

 

キョリュウは地底人だけど、地上がやられて何が困るんだろう?

 

そりゃぁ空気の組成や水質が変化したら困るだろうけどね。

 

それに地上焼いて一番困るの人類じゃん。

 

 

つまり、

 

キョリュウは地球の暗喩であって、

 

「母なる地球が生み出した人類が地球を破壊するのを悲しめ」(母殺し)って言いたいのかな?

 

ダリフラのテーマとしてもう一つ、環境破壊があるのかもしれません。

 

 

となると、

 

このパパたちの宇宙からの超上から目線の発言から

 

確かにパパたちが宇宙人かも?って思いますね。

 

少なくとも地球が破壊されても困んねーよってポジションですよね。

さてさて

 

ゼロツーはとても頭の良い子です。

 

長い冷却期間の今、今後のことをよく考えていることでしょう。

 

17話で気になったゼロツーの動きとしては、

 

① ヒロの角(キョリュウ化)に後悔の念

 

② 人間たちはステキな存在

 

③ 人間になる必要がなくなったから、キョリュウを倒す理由が希薄化している

 

④ パパたちが授けたコードネームを完全放棄

 

⑤ キョリュウの叫びが認識できることを自覚(15-16話)

 

などを考えると、やはり人類とキョリュウの間の平和的な解決を望んでいくんじゃないかな。

 

 

博士が今やってる13部隊のテストは、どう考えても黄血球抜きであり、

 

今後、彼らはパラサイトとして機能しなくなるので、

 

最初はフランクスで戦えるのはヒロ・ゼロコンビだけです。

 

 

となると、

 

ストレリチアは、やはりナインズと共闘することになりますよね。

 

で、当然、共に姫と対峙することになる。

 

この時、姫はゼロツーをどう認識し、どう対処するのか?

 

大方の予想では、かなり血縁関係が濃そうなので、お互いを理解しやすい故

 

友好な関係になって、逆にパパたちと戦うってパターン。

 

多分そうならない。

 

だってそれじゃ、面白くないから。

 

 

もう一つ、予想されているのは、

 

あのデッカイ手がラスボス説。

 

あの手の持ち主に会うための鍵が姫とゼロツーであり、

 

そのデッカイ手の持ち主が、ゼロツーのことをどう認識するか。

 

OPではデッカイ手の上でゼロツーは片翼の姿で世界を眺めている。

 

とても友好的ではないか!

 

後の世界は片翼のゼロツー次第だと言わんばかりである。

 

で、

 

そこに13部隊の彼らがどう絡んでくるのか?

 

16-17話ですっかり仲良くなった「フランクスで戦えない」ステキな彼らと、どう付き合っていきたいのか?

① フランクス博士はなぜ7賢人に入っていない?

 

② 博士はなぜパパたちをジジィ呼ばわりする?自分も相当ジジィなくせに。

 

③ 博士は機械化?それとも角を含めてキョリュウ化を隠してるの?

 

④ 幾度となく「キョリュウは美しい」と表現。

 

 

実は博士って、パパたちと世代が違うかもね。

 

やっぱ、キョリュウの姫とロマンスで交わって、人間性分吸い取られて

 

凄い老化してしまったんではないかな?

 

だから、博士とパパたちは世代が違うから

 

異なった時代と環境(主に人類とキョリュウ関係において)で育っているので、

 

価値観も相当異なり、行動原理も違う。

 

で、

 

博士も半分キョリュウ化してるから、さらに熱心にずっと

 

人類とキョリュウの融合について研究している。

 

博士ってずっと顕微鏡覗いてるよね。

 

 

だからこそ、

 

黄血球抜きして本来の人類に近づけようとする13部隊のテストの意義が

 

わからない。

 

つまり、

 

ゼロツーやフランクスなど、キョリュウとの融合実験をさんざんやった挙句、

 

出した結論は、やっぱ別々で共存がいいよねってなったのかな?

 

となるとだね、

 

ヒロとゼロツーの存在意義が希薄化する。。。

 

未来を彼らに託すのではなく、他の13部隊の彼らが希望になる。

 

 

うーん、ゼロツーファンからすると、ちょっと複雑な気持ちになるなぁ。

 

ハッピーエンドになる想像がつきにくい。