
「クラウドで古いパソコンを活用する」の続きです。
今度は、2000年春モデルのパナソニック「Let's note L1Xシリーズ」で試してみました。
「Let's note L1Xシリーズ CF-L1XS」は、CPUがモバイルCeleron-450MHzで、メモリーが最大192MBです。
今回は、ハードディスクを取り外し、代わりにCFカードをIDEアダプターで取り付けて、なんちゃってSSDにしてみました。
セットアップの手順は次の通り、、、
ホームページからダウンロードして、CD-ROMを作成します。
CD-ROMから起動した後、IDEアダプターで内蔵したCFカードにインストール。
メニュー -> セットアップ -> Puppyユニバーサルインストーラ を選択して、パピーユニバーサルインストーラを起動して、「内蔵IDE/SATAフラッシュドライブ(例:IDEアダプタ内のCFカード)」を選択します。
内蔵CFカードへのインストールは、書込み回数を減らすためにUSBメモリーへのインストールと似たものになります。
最初のシャットダウンの時に、設定を保存するファイルの作成を行うダイアログ画面が現れます。
毎回シャットダウンするときに、ファイルを保存するために少し時間がかかります。
このパソコンもシャットダウン時に電源が自動的に切れなかったので、acpi=forceを追加しました。
ただし、CFカードを使用しているので、/boot/grub/menu.lstではなく、/mnt/home/extlinux.confというファイルになります。
起動後のメモリー使用量を確かめると、135MBも使われていました。
前回(「クラウドで古いパソコンを活用する」)ハードディスクにインストールしたときは、約70MBでした。
メモリーの少ないパソコンでは、直接ハードディスクにインストールして使用した方が、メモリー不足の心配がなくて良いですね。
USBメモリーやCD-ROM起動と同じ仕組を利用しているので、メモリーを沢山使います。
リモートデスクトップは、次のようにしてインストールしました。
メニュー -> セットアップ -> Puppyパッケージマネージャー と選択して、PETgetパッケージマネージャーを起動します。
remotedesktopを検索して、見つかったパッケージを選択し、「依存パッケージを調べる」をクリックして、依存パッケージも一緒にインストール。
なぜかgnoclが依存パッケージから漏れているので、gnoclも検索してインストールしました。
次に、tsclient-0.148-i386.petをダウンロードしてインストール。
Puppy LinuxのSeaMonkeyブラウザーを使ってダウンロードするとpetgetでインストールされるので簡単です。
Googleでtsclient-0.148-i386.petを検索すると、Puppy Linux Discussion Forumのrdesktop 1.6 - remote desktop for Puppyというトピックスの下の方にダウンロードのリンクが見つかります。
インストールが終了したら、再起動後、メニュー -> ネットワーク -> Terminal Server Client と選択すると、Windowsのリモートデスクトップに似たウィンドウが開きます。
「Windowsデスクトップ」サービスに接続して動作を確認しました。
フルスクリーンで接続したときの画面の切り替えは、Ctrl + Alt + Enter で行います。
インストールされたrdesktopのバージョンは、1.6.0でした。
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