Gmailを使って、メールをクラウドに置いてしまえば、パソコンにはメールが保存されていないので、紛失や盗難時の情報漏洩リスクを避けることができます。
ところで、ほとんどの人がブラウザーにメルアドやパスワードを覚えさせておいて、ブラウザーでGmailを開けば直ぐにメールが見られるようにして使っています。
この場合でも、パソコンの紛失や盗難時に、直ぐにGmailのパスワードを変更することで、他の人にメールを見られてしまうことを防ぐことができます。
それでは、会社でGmailを使っていた社員が辞めてしまった時はどうすれば良いでしょうか?
会社を辞めた後で、自由に会社のGmailを見ることができるのは困ります。
会社でGmailを使う場合は、個人向けのGmailではなく、ビジネス向けのGmailを使います。
個人向けのGmailは、誰でも自由に自分でアカウントを作成することができますが、
ビジネス向けのGmailでは、メールアカウントの作成や削除を、組織の管理者が行います。パスワードの変更も組織の管理者が行うことができます。
社員が辞めたら、管理者がメールアカウントのパスワードを直ぐに変更し、メールアカウントの引き継ぎや削除をすることができます。
ビジネス向けのGmailを利用するには、Google Appsの契約と独自ドメインが必要です。
一般的な会社での利用を想定したGoogle Apps for Businessは、有料のサービスですが、
無料で利用出来るGoogle Apps(最大50アカウント、2011年5月10日からは最大10アカウント)もあります。
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