サーバーは何に使うのかと言えば、例えば、、、
1.ファイルを置いておき、複数のパソコンや人が同じファイルを利用できるようにする
2.グループウェアを使用するため
3.専用の電子メールを利用・管理するため
4.ホームページなどインターネットでの情報発信のため
5.インターネットで受注するため
6.顧客管理など業務用のソフトを使用するため
など、複数のパソコンや人で利用するか、インターネットでお客様とやり取りするときにサーバーが必要になります。
インターネットでお客様とやり取りするには、24時間動いてなければいけませんし、複数のパソコンや人で利用するには、サーバー用のソフトウェアが必要です。
結果として、ハードウェアもソフトウェアも値段の高いものになるし、知識のあるサーバー管理者を置くか、業者に管理を発注することになります。
好奇心から、ご自分で、本業の傍らサーバーを勉強して導入・管理されていらっしゃる方も少なくないことでしょう。
最近は、プロバイダーのサービスを利用すれば、インターネットでの情報発信や受注、電子メールを利用するのに、自分でサーバーを持つ必要はなくなりました。
グループウェアや業務用のソフトも、SaaSと呼ばれるクラウドのサービスで代用することができるようになってきました。
いずれも、しっかりとしたインターネット接続が必要ですが、逆にインターネット接続が信頼できれば、サーバーを自分で持つ必要はない可能性がでてきました。
黒電話の時代には、小さな事業所でも受付嬢の他に、電話の交換手が居ました。
今は、電話の交換手だけでなく受付嬢も置かない事務所が増えましたね。
いずれ同じように、サーバーの管理者(あるいは片手間でもサーバーを管理する仕事)は、普通の会社ではなくなることでしょう。
もし、そろそろサーバーでも導入しようかと考えているのであれば、むしろインターネット接続をしっかりとしたものにして、最初からクラウドを利用することを考えても良い時期になりました。
この変化はとても速いので、2、3年もすれば、今のような(自前の)サーバーの利用は無くなり、導入したサーバーをインターネットに繋ぐのではなく、(インターネット接続のリスクを緩和するために)利用するクラウドのサービスの一部としてサーバーのような箱が手元に置かれるようになることでしょう。
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