プラットフォームの概念
(1) 技術的概念
〇 アプリケーションを動作させるために必要な諸機能とサービスを提供する。
〇 開発者がアプリケーションを容易に開発するためのツール(APIなど)も提供する。
〇 すなわち、使用者と開発者の両方に必要な機能とサービスを提供する。
〇 映画、本など他の知的資産のように初期開発費用(固定費)は非常に多くかかるが、再生産費用(変動費)はほとんどない。
(2)役割の定義
〇 知識産業時代において、あらゆる産業を牽引していく最重要エンジン。
〇 過去の産業革命時代のエンジンとは異なり、見えない論理的エンジン(Invisible Engine)
〇 アプリケーションの容易で迅速な開発、運営上の安定性、互換性、発展性の保障
〇 しかし、アプリケーションを開発·運営する合理的方法であったり、単に特定の産業、つまりソフトウェア産業界内部に限られた技術現象や話題ではない。
〇 今日、ほとんどの産業で製品とサービスに内蔵されている。
(3) 具体的事例
✔ PC産業 → WONDOWS、Linux、Unix、MacOSなど
✔ 携帯電話産業 → Android、I.O.S、Windowsなど
✔ ビデオゲーム産業 → プレイステーション、XBOX、N64、NESなど
✔ 音楽コンテンツ産業 → iPod+iTunes、リアルオーディオプレーヤなど
✔ 動画コンテンツ産業 → YouTube、メディアプレーヤー、クマなど
✔ 電子商取引産業 → アマゾン、イーベイ、G-marketなど
✔ 検索広告市場 → Google、NHNなど
✔ アプリケーションSW産業 → SmartMaker、m-BizMaker
(教育プラットフォームとして発展中)
プラットフォームのビジネス革新事例 : Amazon
〇 プラットフォームは産業構造とモデルを完全に変える
[事業主体内部の変化]
✔ 取引場所(物理的位置空間→論理的仮想空間)、販売施設(陳列台、販売員、計算員、配送装備→サーバー装置、ネットワーク網、注文及び決済システム、外注運送)、販売対象(近隣住民→世界のすべての地域の人と団体)、販売場所(供給者店舗→購入者空間)、販売方法(販売者が陳列、説明、勧誘→購入者が探索、検討、判断)、配送方法(購入者別に直接引き取り→物流センター一括発送)、事業規模(小規模小売→グローバル量販店)
✔ 従業員数(限定された職種の少数→多様な職種の多数)、人の役割(購買、在庫、陳列、説得、計算等→システム構築、プログラミング、調達管理、配送計画、プロセス管理、マーケティング、デザイン、ウェブコンテンツ管理、グローバルソーシング、外注運送会社の協力、決済金融機関の協力、書評家の渉外等、多くの新生職種と担当人材に対する需要が発生)、有能な人の基準(成果性、勤勉性、時間投入→創造性、渉外力、システム化)
[購入者の立場で変化]
✔ 新刊案内(SDI: Selective Dissemination of Information)などによる関心領域の情報獲得と外部サービスによる購入欲求発生、新刊書評及びユーザーレビューなどによる品質評価可能、関連して検討及び購入する本の情報獲得、自分の場所に選択及び入手、ボリュームDC特典、ポイント点数特典



