2026年8月13日から14日にかけて甚大な被害を被った千葉市を中心とする千葉県各地での豪雨被害。
連日レッカー移動による撤去移動作業が行われていますが、自宅から離れた場所で路上や路肩で不動車となってしまった場合に心配なのが、車上荒らしや部品盗難です。
貴重品でなくても、車内ではカーナビ・オーディオ・ドライブレコーダー、車外ではタイヤホイールなどが換金しやすいので狙われます。
なるべく早く自動車ディーラーなど管理者がいる保管場所へ移動されることを願います。
任意加入の自動車保険では、車両保険に加入(補償内容は要確認)していれば水没による車両損害も盗難も補償の対象となりますが、保険会社への請求の際、被害状況や時系列で証明できるようにメモや写真撮影で記録を残しておきましょう。
メーカーやディーラーオプションでない、購入後に後付けしたオーディオ・カーナビ・タイヤ・アルミホイール・エアロパーツ・キャリアなどは補償されない可能性もあるのでここは注意が必要です。
自家用車が水没等で走行不能になり、自宅まで公共交通機関やタクシーなどを利用した場合、または自宅が遠方だったり交通機関が使えず宿泊施設を利用した場合の費用を補償する自動車保険の特約もありますので、交通機関の料金や宿泊施設の領収証などかかった費用を証明するものは保管しておきましょう。
レッカー移動に関しても、車両保険やJAFに加入していると一定距離まで移動費用を負担してくれる場合があります。
また、クレジットカードには旅行中などで帰宅困難になった場合の緊急一時宿泊費用や帰宅費用を補償するという特約が付いている場合もありますので確認してみては。
さて、そんな甚大な被害があった千葉市ですが、市民の私も19時過ぎに千葉みなと方面から若葉区の自宅に帰る途中、何度も冠水しているところを引き返しては、通れる道を探しながら、橋の上で待機している車や、すでに水没して動かなくなってる車をすり抜けて帰ってきました。
浸水のひどかったJR千葉駅から千葉県庁に向かうモノレール沿いの大通りは、葭川という都川の支流沿いに、昔から大雨が降ると池のようになって中央公園の辺りは川と道路の境目が分からなくなってしまう程冠水していたところでしたから、そこは当然避けて通りました。
県庁近くに蓮池という住所が存在していましたが、蓮池ができるくらい水が溜まるところなのです。
そして、JFEや蘇我スポーツ公園、マリンスタジアムなどがある国道14号・357号線より海側は埋め立て地で海抜3mもない地域ですから、自然排水には限度がありますし、豪雨になると排水処理が追い付かなくなり内水氾濫が起きてしまいます。
今回も一部の浸水被害が想定できる地域に一時的に排水を逃がす地下貯水施設を作っていたようですが、それだけでは排水処理が間に合わず内水氾濫が起きてしまったようですが、役所の見解は想定外でした、とのこと。
議会の承認を経て、予算立てて計画から稼働までの数年から数十年かかる行政の施策ですから仕方のない事とはいえ残念です。
当時の千葉市長に、千葉市役所の辺りは市庁舎やアンダーパスの建設に際して、高潮や浸水リスクがあるので水災リスクや行政機能の停滞リスクがあるのでは?と尋ねたら、地銀の本店もあるような所なので大丈夫ですと言っていましたけど・・・
金融機関はデータサーバーなどの損害が起きても復旧できるように遠隔地にデータセンターを置いていたり、損害保険で金銭リスクを補えるようにと多様な対策を取っていますが、行政は想定外でしたで済ませるあたりが個人的には納得できませんが。
想定外を想定できるのは人の想像力と知恵ですからね。
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