3月22日は「世界水の日」だったので水について。
世界中で昔から利用されている再生可能エネルギーといえば、水力と風力です。
農業では、低地にある川から田畑へ揚水、穀物の脱穀・粉挽きにも水車や風車を利用しています。
また、火山や温泉のある日本やアイスランドなどの地域では、吹き出す温泉やその熱を利用してお風呂や暖房、食品加工に路面凍結防止などで活用をしているのでこれも再生可能エネルギーですね。
水量や水流・風の強弱で能力に変動がある自然エネルギーですが、古くからそれを補う為に工夫をしています。
水車や風車で、必要以上に開店するエネルギーで、低地から高い所やタンクに揚水して貯えて、無風の時や水量が少なくなった時にこれを流す事で必要な回転エネルギーを確保するという仕組みです。
現在でもこの仕組みは揚水発電として全国のダムで行われていて、消費量の少ない夜間や深夜に余剰電力を使ってダムに揚水して貯え、供給量が不足しそうな真夏の日中や寒い冬の夜間等に不足分の電力を水力発電で補うというこの方法。
事故や故障、長期の点検・修理などがなければ、24時間一定の出力が発生する原子力発電で余った深夜電力を利用する法歩もありますが、現在の様に九州地域以外では原子力発電による電力供給量がとても少ない状況ですから、余剰電力として使用できない場合も多く、そうなると火力発電によるエネルギーに頼る事になりますから、現在の電力構成は国の政策により歪んでいることが容易に推察できます。
太陽光発電の出力制御が起きているのも、発電量(供給量)に対して消費電力が少なく、余剰電力が発生した際に優先的に利用する電力が原子力と“国が決めている”から太陽光発電の供給をストップするのですが、再生可能エネルギー先進国のドイツでは、再生可能エネルギーが優先的に供給されるようになっているので、日本のような事は起こりません。
再生可能エネルギーのコストが高いとおっしゃる政治屋さんや識者は、周辺対策や安全対策に地域振興費など関連するネガティブコストを発電コストに入れていないから原子力発電が割安なんて言えるので、実際は再生可能エネルギーの方が安くなるのは当然なのですが。
この冬は暖冬だった事もあり、節電要請もそれほど多くは出ませんでしたが、為替や燃料市場価格が高騰しても電気料金に価格転嫁が出来る現在の電力会社ありきの政策より、そもそも需要量を減らして必要な電力を抑える施策にシフトしないと、いくら電力を大呂に作る事が可能でも、老朽化して故障や交換を余儀なくさせるたびに莫大なお金と安全対策が必要な大規模発電設所頼みが大量生産大量消費もやむなしとさせているのでは。
IT企業などグローバル企業だけでなく、多くの企業・自治体・学校など自分たちが消費する電力と同じ電力量を再生可能エネルギーで発電するRE100宣言をして、すでに達成している企業・自治体・学校もありますが、必要なエネルギーは自前で用意するという流れは仮定でもZEHがそれを可能にしています。
海外では原発産業もなかなか進まないのは安全対策に膨大な費用が掛かるからで、それよりも一見割高でも事故やトラブルになった際の安全性を考えたら再生可能エネルギーを推進した方が間違いないという政治的判断で世界各国は動いているのに、日本は共産国や元居産国のような国と同じで、国が一度決めたら間違いが別ってもそのまま粛々と行政が執行する住民不在の全体主義的な所は、世界の流れに20年くらい遅れているのでは?
安全対策も避難対策も後から行うなんて、エンジンは動かしてもブレーキを付けていない車と同じですから、福島の原発事故の教訓はどこにも生かされないのでしょうか。
島国で、これだけ海に囲まれていて、火山が多く温泉も豊富なのにお湯の利用が温泉と知己で卵や野菜を茹でる程度しか使っていないのはどうなのでしょうかね。
温泉水の温度差発電や、太陽光などの再生可能エネルギーを利用した揚水発電、潮の満ち引きで発電する潮力・波力発電、安定した風が吹く海上沖合設置する洋上風力発電など、豊かな水や海をもっと利用した日本ならではのエネルギー対策を講じて欲しいですね。
飲料水も、水質浄化や高圧ポンプで水道管に送る為には電力がないと飲料水が蛇口まで届かないのです。
停電したらだんだん水圧が下がって断水しちゃうのです。
それなのに、送電線網を延々と繋げて大規模な供給量を確保なんて、そんなアナログな政策はもうやめた方が良いのでは?
地産地消、地域内でエネルギーも食料も自給自足できる方が、無駄なエネルギーも不要ですし、必要な工場などの企業は自分たちで需要量を調達すれば良いのですから。
東京電力が出来る前の昔の致道会社は、自前で発電所を造って電車を動かすための電力を調達・供給していたのですから出来ないことはないですよね・・・