平成時代もあと2か月弱、もうすぐ次の元号が決まり新たな元号が始まります。
平成日本の31年間は、国内で戦争こそ起きなかったものの、後世には数多くの自然災害やそれに伴う事故に見舞われた災害の時代と云われるようになるのでしょうか。
これからも安心・安全で心豊かに暮らせる国になるように願いますし、そうありたいですね。
そんな自然災害は、いつどの程度の被害が起きるか、どれほどの危険が迫ってくるのかも分からないから、国や自治体だけでなく、企業や個人もその対応には本当に苦慮する災害対策。
建物や道路、橋やトンネル、水道や電気ガス設備などのインフラであれば、前提条件の範囲内であれば、例えば震度7程度までなら耐えられる、損壊しても早急に復旧が可能だと言い切れますが、地震や災害は、規模も範囲も時間軸も想定外で起きてしまう事が多いので、いつどこにいても備えは必要です。
まずは地震・火災・土砂災害などが起きたら、自分や自分たちはどうやって生き延びるか、どのように避難するかまたは待機して様子を見るか、そんな選択が冷静に出来るような習慣を身に着ける事です。
自宅でも、深夜に突然起きるかも知れないのが災害ですから、寝室に保管しておいた方が良いものもあります。
個人的には、手足を守る靴と軍手、ビニール袋数枚と丈夫な布製のエコバッグ、ウエットティッシュとばんそうこう、タオルとバンダナは欲しいところです。
靴はスニーカーでなくても良いのですが、スリッパのようなものより靴底がしっかり保護出来て、かかとまで隠れる方が脱げにくくて良いですね。
ガラスなどが散乱しているかも、しかも夜間で停電してしまえば暗い中を安全に移動したり、緊急避難で急いで逃げたりする場合も、靴のような履物でないと危ないですから。
あとは素手だとケガをしたり傷口から雑菌が入ったりする事を防ぐ為の軍手、飲料水を汲むときにも使えるので数枚のビニール袋とそれを包むエコバッグ。かさばらずに収納できるのでこれ位でも十分役に立ちます。
水が確保できればタオルも使い道が増えますが、水がない所ではウエットティッシュが結構役立ちます。
お金や手間をかけずとも、家にあるものを少しだけ緊急時にすぐに持ち出せるようにしておくと役に立ちます。
最近では、A4の週間マンガ雑誌程度の箱型に収まった災害時に必要なグッズが入った防災セットや、避難時にポリカーボネート製で頭部を衝撃から守る折りたたみ型のヘルメットも発売されています。
私も折りたたみヘルメットを1つ持っていますが、畳むと1センチ程度の厚みしかないので、車の中やバッグ、机の引き出しに入れておいてもそれほど邪魔になりませんから、用意しておくと便利ですね。
テナント事務所や店舗など、限られたスペースに入居している企業では、災害用に長期保存が可能な飲料水や非常食など備蓄品の保管場所に苦労している事業所が少なくありませんが、非常時に使う為とはいえ、ある程度の保管場所が必要なので、出来るだけコンパクトに収納できて、まとめて置いておくより従業員や営業車に各々置いておける位のサイズというのは重要な要素です。
例えば、2011年3月1日に起きた東日本大震災以降、会社のロッカーや机の下にスニーカーを常備している会社員も少なくありません。
今でこそ、昼休みとかにウォーキングでもするの?などと冗談のように尋ねる方もいますが、革靴やパンプスで足を引きずりながら何十キロも徒歩帰宅した辛い思いをした方は、せめて歩きやすい靴ぐらい用意しておこうという気持ちなのでしょう。
たしかに、地震で倒壊したブロック塀や割れたガラスが散乱した道路上を歩くのに、革靴やパンプスでは歩きにくいですし、不安定な足元でケガをする可能性もありますから、これは合理的な選択でしょう。
リスク対策は想像力、困った経験があると思いつきますが、無い場合は年配の方の話を聞いてみるのも良いかも。
おせんべいや缶詰も、ある程度の量を常備していると、いざという時常温で食べられる非常食としても有効な存在になりますから、それも一つの災害リスク対策になるかも。