日本では考えられない程、食べたくても食料を手に入れられない人が世界中で7億人以上もいるというのです。
今年(2018年)とあるスーパーマーケットチェーンが広告を出した事で話題になった、恵方巻の廃棄処分による食品の無駄遣い。
作りすぎて廃棄するより、昨年と同じ数量を作って販売する事で、過剰生産をせず食材の廃棄を無くしていこうという経営者の意思が感じられる対応ですね。
このため多くの店舗で在庫は完売したという事です。
夕方発注するコンビニチェーン店向けの弁当やおにぎりの受注機会損失を防ぐ為(供給量不足で欠品した場合ペナルティーがあるケースも)発注量を見越して予め炊飯しておくなど、受注量が少なければ廃棄処分するというメーカー等供給側の都合で起きる無駄もあります。
もっとも、廃棄処分するだけでなく、家畜や農作物の飼料用として再利用はしていますが。
個人消費者も、安いからとまとめ買いをしたり、賞味・消費期限切れによる廃棄、野菜や魚介類などの生鮮品を買ったものの、食べずに傷んでしまったからと廃棄するなど、日本国内では実に消費量の3分の1が廃棄されてるという現状なのに、小麦・大豆・トウモロコシ・でんぷん・食用肉・果実・缶詰など穀物や食糧の多くを輸入に頼っている、食料自給率が40%程度の日本では、欲しければお金を出せばお店で買えるからか、食料に対する危機意識は持たれていないのでしょうか。
小学校でも世界の貧困を取り上げる授業はありますが、実感がないのかもしれませんね。
近隣国でも、年間20万人以上といわれる餓死者や飢餓に苦しんでいる人たちがいるのに。
天候不順や先物取引などのマネー投機の動きが原因で世界の穀物相場が高騰すると、支援している国や団体はどこからかその食糧を購入して支援物資として届ける以上、同じ支援額を支出しても、食糧支援を受ける国や国民が手に入れる食料は大きく減る事が起きるのです。
需要を満たさない供給量だと、欲しいところが高値でも買い漁る為、自然と相場は上がりますし防ぐ事もできません。
それゆえ消費者が出来ることは、無駄買いを控えて、買ったら食料や食品は無駄にしない、というところ始めることが、実は世界の食料問題に寄与したりするのかな・・・
日本でも最近は見聞きすることが増えたフードバンクやフードドライブといった活動も、メーカーや消費者が過剰生産や過剰在庫を廃棄処分するより、必要とされている個人や団体などに(無償で)届けようという取り組みです。
私も関わる環境イベント”エコメッセちば”でも、フードロスやフードドライブをテーマに、企画展示やフードバンクの募集をしましたが、まだまだ広く認知されているとは思えません。
もちろん今年も”第23回エコメッセ2018inちば”は
幕張メッセにて10月8日(月・祝)開催します!
http://www.ecomesse.com
地球上の食料問題は海外だけではありません。
普段生活している身の回りも地球上ですからね。
(SDGs参考資料)

