このところ頻発しているゲリラ豪雨。
まるでスコールのような一極集中豪雨は、日本列島も気候変動によって亜熱帯化しているという事なのでしょうか。
もっとも、私が子どもの頃には想像もできなかった、北海道が日本有数の美味しいお米の産地になっている事からも、気候変動による温暖化の影響は少なからずあるのでしょう。
都市部ではかつて経験したことがない程、短時間に大量の降雨量で、下水道などの排水設備の能力が追い付かない為、すぐに道路や線路は冠水して都市機能がマヒします。
堤防があっても川の増水や氾濫による決壊で床上浸水などの被害に遭ったり、車が水没したり、道路まで流されるほど大規模な土砂災害も各地で起きています。
もはや、都市設計の前提条件として算出している1時間当たりの降雨量は過去のものであって、想定外の事態はいつどこにでも起きるという事を理解した上で、被災対策や住宅環境の整備が必要になってきます。
1時間に100mmを超える降水量を想定した対策を行っている自治体などありません。
設計上は1時間当たりの降水量を30mm程度で想定していますから、それを超えれば当然下水道は排水が間に合わず道路は冠水、床上浸水などの被害も起きることは十分過ぎるほど予想できます。
地下街や、線路・道路の下を低く掘って反対側に抜ける道になっているアンダーパスは、豪雨によって一瞬で危険な場所に変貌します。
そんな危険箇所に大雨の際に注意喚起する表示をする位なら、それほど多くの予算を割かなくてもすぐ出来る対策ですから、自治会・商店会・地域住民と行政が協議をして地域で速やかに対応して欲しいですね。
防災対策は、設定している過去の被害程度や災害の範囲内で起きる事が前提で作られているのですから、想定外の事態にはほとんど意味がないという事は分かっているのに、被災対策は、具体的に犠牲者が出ないと対応しない事が多い行政の厄介なところです。
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災害対策は被災前・後どちらも必要
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