水の事故は浅いところでも | SDGs エコに効くブログ

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水の事故といえば、川や海で流されたりプールなど背が届かないところの深みにはまったりして溺れる・・・といった事故を想定しての水難事故防止対策を取っているようですが、事故例を詳しく見てみると、小学生以下の子どもが溺れるなどで命を失う事故は、たった水深20cmでも起きていますし、乳幼児に至っては家庭のお風呂でも溺死事故は起きているのです。

 

例えば、警察庁が発表した平成23年中の水難の概況をみると、水死者数795人の内

 

水泳中83人(10,4%)

ボート遊び中13人(1,6%)

水遊び中71人(8,9%)

魚とり・釣り226人(28,4%)

通行中133人(16,7%)

作業中50人(6,3%)

水難救助活動中9人(1,1%)

陸上における遊戯スポーツ中9人(1,1%)

その他201人(25,3%)

 

となっています。

 

管理者がいる水泳などの状況下での事故に比べて、水遊びや釣りなどレジャーによる事故は、ライフジャケットの未着用など、安全対策を怠った事が原因の事故が少なからずあるのです。

 

子どもが水難事故による死亡が2割程度なのにも関わらず、救助者も含めて全体の死亡者数が半数近くになるという事は、大人が死亡する割合の方が圧倒的に多いという事です。子どもを救助する方が大人を救助するよりは体の大きさで助けやすいという事もあるのでしょうが、助けようととっさに起こす行動が、必ずしも救助できるとは限らない事。

自分も身にも命の危険が伴う事も踏まえて、救助ができる体制と心構えは普段から持っていたいですね。

 

これからが夏本番、海水浴やキャンプなど、充分な配慮と安全対策が必要です。

 

 

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