価格上昇も2ステップ | SDGs エコに効くブログ

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省エネ&レンタル・経費を削減スマートビーンズ(株)代表・
若葉GONET代表・エコメッセちば実行委員会・REDD+プラットフォーム・フェアウッド研究部会etc.

昨年は小麦粉やパスタ、マヨネーズといった小麦や食用油を使用する製品の値上げや、品薄により店頭から姿を消したバターなど、ジワジワと食品関連は値上げが始まりましたが、値上げと共に容量の減量も始まっていますので、実質値上げしている商品は結構幅広く行われています。

 

例えば、食用油のお徳用ボトルは、既に1,5Lから1,4Lや1,35Lと減量していますし、マヨネーズも一番流通していた500gボトルは一部のPB商品を除いて400gや350gの容量ボトルと小ぶりサイズに変わってきています。

 

今年は、チーズなどの乳製品にも内容量の減量という形で実質値上げが始まりました。

 

それから本命の消費税増税という“2ステップ”での価格上昇となります。

 

実際には、現在の政府のスケジュール通りなら、2015年にも消費税率は10%になるのですから、3ステップなのでしょうけど。

 

政府は、価格交渉で有利な立場の小売り大手や元請けが、取引先や下請けへ消費税増税分価格転嫁をする事を禁止する法令を作って仕入れ額を抑えようとする動きを禁止していますが、商品自体の価格は自由競争ですから、大手対大手の取引は、業界団体が主導して税率上昇分を業界の価格カルテルにより転嫁防止をしようとしていますが、資本主義の日本で、そんなにうまく機能するとも思えません。

 

下請けや業務請負をしている事業者も、今まで通り消費税込みで発注されたら、実質は値下げですが、それを拒否して値上げを申し入れたところで、受注がなくなる事を恐れるとどうしようもありませんが。

 

外税と内税表示が混在している現在の価格表示方法が一番の問題だとは思いますけど。