若者を中心に車離れが顕著に・・・などというニュースも流れている昨今。
とはいえ、そもそも少子化の影響で年々新生児の数が減っているのですから、免許取得年齢の18歳になって、いきなりその世代の人口が増える事などありません。
だとすれば、免許取得者も年々減少するのは当然です。
2012年度後半から、自動車保険を扱う保険会社は、随時保険料率の改定を申請して金融庁から認可されているので、保険料の値上げに向けた商品改定も順次行われています。
今回の大きな変更点は、事故・無事故割増引き保険料に関する変更です。
*割増も割引もあるので割増引きとしています*
今までの無事故割増引き等級は、前契約の無い新規保険契約であれば6等級から始まり、(条件付き2台目以降は7等級)以降保険の満期更新時に自動車保険を使用するような事故等がなければ1等級ずつ等級を増やし、20等級(全労済は22等級)まで割引等級と共に、保険料も割引率に応じて安くなります。
この割引率は、等級が進んでも割引率が据え置きされる等級もあるので、保険料率自体が改定されてしまうと、無事故割引等級が進んでも保険料が値上げしてしまうという逆転現象を起こす場合がよくあります。
例えば、事故を起こして自動者保険を使用した場合は、その使用した保険金の請求内容によって、据え置き・1等級ダウン・3等級ダウンといった区分けがされています。
詳しくは各保険会社の保険商品の説明で確認してください。
一般社団法人日本損害保険協会WEBサイト・会員会社一覧http://www.sonpo.or.jp/useful/kakusyasyouhin/car.html
例えば、追突事故や対人事故などで損害賠償金を支払うような事故であれば、次回更新時の等級が3等級下がります。
車両保険に加入していた場合で、盗難やいたずら等の車の損害で、買い替え費用や修理費用等を請求した場合や、車両損害に付随した費用を請求した場合などは次回更新時に1等級ダウンします。
歩行中に自動車とぶつかりケガをしたのに、相手が保険に未加入だったり、逃げられて治療費が掛かった場合などにも自分や同居家族が加入している自動車保険が使える人身傷害補償や、自動車搭乗中にけがをした場合に、ケガの程度に応じた一時金の給付や、入院・通院給付金が定額で支払われる搭乗者傷害保険のみを使った場合は次回更新時の等級は据え置きとなります。
これら自動車保険を使用する事故を起こした場合に、次回更新時の保険料が割増引き等級以外に、事故あり割増保険料というものが新たに適用されます。
1等級ダウンであれば、事故有り割増保険料期間が1年間。
3等級ダウンであれば、事故有り割増保険料期間が3年間といった感じです。
次回どれくらい値上げしてしまうのか?という事に関しては、保険約款に割増係数表というものがあるので、それで計算すると次回更新時の保険料はだいたいわかります。
事故を起こして保険を使用した人と、無事故を続けた人の割増引き等級が同じであれば、保険料も同じで良いのでは?という意見もありますが、個人的には、事故で保険を使用すれば、応分の負担をするのも致し方ないかなと思います。
より保険料の安い保険会社に乗り換えようか?とあれこれ手を打つこともできなくはありませんが、前契約で事故有の場合、乗り換えて新規加入する側の保険会社が引き受けを断ることもあるので、無事故で更新しているときにこそ、保険料と補償内容の確認・見直しをしておきましょう。