ガンや糖尿病と診断されてしまうと、医療保険等に加入することが厳しくなります。
糖尿病はいろいろな病気を併発しますし、ガンも転移リスクがあります。 そうなると加入できる保険はないの?というと、多くはありませんがいくつかあります。
まずは医療保険。
無審査(無選別型)で加入することができる医療保険は、加入条件さえ満たしていればガンでもガン以外でもケガでも保障されます。
その代わり1年目の入院保障額が半額しか支払われず、2年目以降100%の給付といった制限があります。
また、ガンに罹ってしまった後でも加入できるガン保険もあります。
例えば、アメリカンホームダイレクトの“みんなのほすピタる(緩和告知型ガン保険)”は、4つの告知事項に該当しなければ加入することができます。http://www.americanhome.co.jp/products/ah/sicancer_s/index.html
ただし割増保険料が適用されているので、通常のガン保険より割高です。
アフラックの“優しいがん保険”は、最後のガン治療から10年を経過していれば加入することが可能です。http://www.aflac.co.jp/gan/yasagan/detail.html
年齢制限も50~80歳までとなっていますが、入院保障は無制限ですし、通院保障に代えて20日以上の入院後、退院して自宅療養する場合、在宅療養給付金を支払うなど、通常のガン保険とは若干保障内容は異なります。
セコム損保の“メディコム・ワン”は、女性特有のガン(稀に男性も罹患しますが)である乳がんになっても加入することができる女性向けのガン保険です。http://www.medcom.jp/one/
入院だけでなく通院のみの治療費用も医療実費でカバーしますので、健康保険の自己負担分や自由診療の支払い実費も補償します。
(一部通院治療費には5年毎に1,000万円までといった限度額が設定してあります)
しかも、乳がんの再発や転移、他のガンに罹っても補償されます。
保険料は診断されたステージ(ガンの浸潤度合、症状)によって異なります。
糖尿病も悪化した場合に支払われる保障の医療保険等がありますので、病気になったからといっても、全く何の保険にも入れないわけではないことも知っておきたいところです。
下記は一例で、他に少額短期保険(保障総額1,000万円以下に制限あり)などの保険もあります。
オリックス生命の医療保険“キュアサポート”
http://www.orix-ins-pr.com/CS-0/index.html?cid=listing
メットライフアリコの医療保険“ずっとあなたと”
http://direct.metlifealico.co.jp/
アフラックの“もっとやさしいエバー”
http://www.aflart.com/goods/yasashiever/index.html
住友生命の“千客万頼”
http://www.sumitomolife.co.jp/lineup/select/shouhin/senkyaku/#sec01
朝日生命“かなえる医療保険”
http://www.asahi-life.co.jp/products/lineup/kanaeru.html
保険料は一般契約に比べると総じて割高ですから、5年・10年と長期間保険料を支払う事を考えると、保険料分を貯金して医療費を支払えるように対応するといった選択肢も考慮して検討した方が良いですね。