ここ1週間くらい、スマートフォンの広告測定ツールに関して

大分時間を使ってしまった。


結論から言うと、効果測定に最低限必要な事はADネットワーク側やメディア側が

整備しているけど、顧客ニーズを満足させるほどのツールを、ツールベンダーが率先して

創るという事はまだしていない。という状況。



今、ADネットワーク側が用意している効果検証では主に、


Web→Web、App→Web、App→Appは計測可能で、Web→Appは計測不可。

というケースが多い。


Web→Web、App→Webはリダイレクトで対処だけいるので、

PCの広告測定ツールでも代替可能ですし、大した技術でもないので問題は少ない。


App→Appはリンク元とリンク先となるアプリ両者にSDKを設定して、

アップルのUDIDとアンドロイドIDを通信時に取得、紐付けることで計測可能になる。


ただし、正確に言うとダウンロード数ではなくて、

DL後のアプリ起動時にUDID等をキックする形になるので、

アプリ初回起動数を計測できるという事になる。



Web→Appは、リンク元がWebであるのでUDID、アンドロイドIDを取得する事ができない模様。


ガラケーは、通信を開始した時のリクエスト時に各キャリアの固体識別番号を

取得する事が出来るが、Safariでは出来ない仕様にっているからでしょう。


ちなみにUDIDは広告測定という事だけでなく、

様々なイリーガルな事もできてしまう情報という事もあり、オープンスタンスにはしていない様子。

http://gajethouse.blog3.fc2.com/blog-entry-276.html


こんな規約も気になる所。

http://logmania.masakiplus.net/archives/482



要は技術的にさほど難しくなく、アップルやアンドロイドの倫理・規約に反する事が無い範囲で、

広告主が最低限求める事は対応しているよ。というのが現状。


しかし、今後広告主が求めてくるのは、

CP系:広告効果による退会率や課金率

EC系:購買単価やリピート率

など。


特にアイテム課金を行うSAP形はアイテムごとの課金率なども重要な要素になってくる。

アクセス解析との連動なども重要になってくるが、3rd Party Cookieの拒否がある以上、

そこの精度も低くなってしまう。



となると、やっぱりUDIDやアンドロイドIDの引継ぎを行えるような仕様が最も正確で、

効果的なのか。


別軸の話だと、iPhoneは捨ててアンドロイドのみに完璧な検証ツールを作るという

方向性もある。



兎に角、技術的・制約的な問題が多くて、どの会社も深く突っ込めていない状況。

当たり前ですが、逆にチャンス。


この領域は引続き機動力を持って、勝ち方を考えてみたいと思います。





Greeが先日、スマートフォン向けにGreePlatformをリリースしましたね。


今後どのようなVerUPがされていくのか分かりませんが、

やはりFlashGame中心のガラケーとは大分異なるインターフェースになりそうですね。


スマートフォンではAppleのGAMECENTERやngmocoのplus+のように、

ソーシャル機能とゲーム機能が分かれているような見え方になってしまうのですね。

(アプリは結局AppStoreを経由してダウンロードする経路。)



その中でも、UIだけであればGAMECENTERが一番使いやすい気もする。

GAMECENTERユーザー数、どれ位いるんだろうか。


iOSのVerUPで勝手にインストールされていたから、

100万単位でいるんじゃないかな。



大半のユーザーは??だと思うけれど、

日本のGREE・DeNAは競合視しているのだろうか?



まだスマートフォンのソーシャルゲームの世界では覇者がいないので、

米国の成功モデルであるngmocoと同じフレームのGAMECENTERは脅威なのでは。



ただし、技術的な問題なのか、どのソーシャルゲームもソーシャルグラフの要素は全く入っていませんね。

そもそもDeNAはソーシャルグラフの仕組みを否定的に見ているので、

あまり重要な要素ではないのかも知れませんが。




日本のソーシャルゲームプラットフォームを、

Apple、DeNA、GREEのどこか取るのか。



GREEは決算で殆ど触れていなかったので、よくわかりませんが、


●ソーシャルゲームプラットフォーム

●開発環境(エンジン)

●ブランド


が揃っているDeNAがやはり強いでしょうか。


それとも天下のApple、ソーシャルゲームまでもプラットフォームを押さえてしまうのか。


またソーシャルゲームとしての側面にフォーカスをあてすぎていますか、

コミュニティ機能はどの程度ユーザーに必要とされており、媒体価値を上げる事ができるのか。



mixiを含めて3大SNSの動きが加速してきましたが、

兎に角DeNAのローンチが楽しみです。






スマートフォンADネットワーク会社も独自の色を出すために、

色々模索していますね。


・圧倒的なimps数と案件数のAdmob

・mixiという協力なパートナーを持つinmobi

・海外、リッチ、アドエクスチェンジといった独自色を打ち出す、国内産のAdmaker

http://news.www.infoseek.co.jp/findstar/business/story/findstar_2984/


その他にも

フィーチャフォンでのメディアリレーションを活用しているAdlantis、nend、TG Ad、MicroADなど

全部で11個くらいのアドネットワークがひしめいています。



最近で大きなリリースはやはり、iAdでしょうか。




個人的には、国産のノボットさんのAdmakerに頑張ってほしいなと思っているのですが、

アプリ中心にネットワークを組んでいるので、今後どこまでimpsが増えるか?

が心配な点です。


スマートフォンのソーシャルアプリが今後成長すれば、アプリimpsも大きく伸張すると思いますが、

前々から個人的にはブラウザ派なので、、、




inmobiさんもmixiという柱が大きすぎて、契約である年数は縛っているとは思いますが、

次の手を早く捜さないと厳しいでしょう。



そうなると、資本力や規模が大きいAdmobが濃厚。というより、

結局Googleがブラウザとアプリをカバーする巨大ネットワークに成長するという解釈になりますよね。

ここはやはり鉄板ではないでしょうか。




ちょっとネットワークから外れると、

COOKIEの問題がSPNでは独特の課題としてあるので、

実はADネットワークではなく、Yahoo!やmixiなどの大手メディアの方が実は期待できる面もあります。



Y!はPC・SPN・タブレットとシームレスにユーザーの行動データを貯めることができる。

もっとシンプルに言うと、今まで分離されていたモバイルの情報が一本化される。



そうすると数千万単位のユーザーの行動データが一気に膨れ上がるので、

これは新しい広告が生まれますよね。



アドネットワークの話に戻ると、iAdはiTunesの行動データベースを組み合わせた

ターゲティング広告ができるようになるという情報も入ってきています。


データベースの偏りはあるものの、

アドネットワークの中では最もターゲティング精度が高いものになっちゃうので、

我々からすると非常に厄介ですね。



またその他のアドネットワーク側もCOOKIEの問題をクリアして、

詳細なターゲティングが出来るようになるといった事も耳にしますが、

詳細の情報は入っていませんし。。


誰か知っていたら、教えて下さい。



我々はその時々で顧客に最適な広告を提案していればいいのですが、

経営戦略上、どのメディアに張ると、一緒に大きくなれるのか?

を早いタイミングで見極めるのは非常に重要な要素になるので、

しっかりと見極めて行きたいと思います。



海外のターゲティング情報をお持ちの方は、

ぜひ情報交換させてください。