大きな穴を掘ってくれ


深い 深い穴を掘ってくれ

マントルまで届きそうなくらいの深さで


深くて 大きな穴を掘ってくれ




その中に 投げこめ


地上の銃のすべてを
地上のナイフのすべてを

凶器と狂気を


ありとあらゆる 兵器と殺意を。





そして あたしを。



埋めてくれ。




もう 誰の目にも触れぬよう
もう二度と 誰の手にも触れぬよう



埋めてくれ。


地中深くに 埋めてくれ。


 

 今日の朗読の動画を添付させていただきます。
 今回は、初めて中井氏のピアノにて朗読させていただきました。
 一個前の「今・現在・刹那」と、同人誌に掲載しております「静止」を続けて読ませていただきました。






 余りした読みをしていかなかったのですが(爆)、一度も噛むことなく、読み終えることができました。多分、大舞台を経験したから、度胸が付いたのかと……(笑)。

・・ ・・・・・・・・ ・ ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・  ・ ・ ・ ・・・  ・


「・」しかないんだ
刻まれ続けれていく「・」しかないんだ
今が「・」 この瞬間が「・」


【今】を上手につなぎあわせて
生きてきた時間をつくるんだよ


つなぎ方 間違わないでね


間違ったら あべこべの記憶
間違っちゃったら 過去は捏造


誰かが書いた記録なんて
消しゴムの跡だらけで信用なんない


今この瞬間にも刻まれている「・」を逃さないで


当てになんない昨日とか一昨日とか 想い出とか
あるかも判んない明日とか明後日とか 将来とか
どっちも抱きしめたいけど あやふやすぎて実行不可能


ならせめて「今」をギュッとして
何度でもやってくる「今」をギュッとして
歩いていきたい


・・ ・
ほら また「今」が過去になった
・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・ ・
こうしてる間に どんどん「今」が繰り返されていく
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・
どんなに力いっぱい抱きしめても
「今」はすぐにぼくらを置いて行ってしまうんだ


「・」は曖昧な過去に変わって行く
次にやってくる「今」は ホントに来るのかわからない


ぼくたちの生は哀しいね
ぼくたちの人生は わびしいね


・・・・・・・ ・・・・・・・・
・・・ ・・・・・・・・・ ・ ・

 ということで、いつものお知らせです。


10月26日(水)

第20回屋根裏ポエトリー・ナイト
~言葉がうたい出し、音楽が語り出す~

「屋根裏ポエトリー・ナイト」は言葉のパフォーマンスと即興音楽のコラボレーションを楽しんで頂くイベントです。



出演者
CK
はるのふく
鳩眞なか
佐藤圭亮
Yumekyo
サボンテ
たむらあすか
川原寝太郎

音楽
楠田陽子
中井拓哉



今回で第20回目を迎える当イベント。本当に皆さんのおかげです。これからも変わらぬスタンスでイベントを運営して行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します!!
20回目の今回は、イベント発足当初からお世話になっている詩人から、最近であった詩人まで・・・この20回のダイジェストとも言うべき布陣となりました。20回目の節目ですが奇をてらったことをするつもりはありません。いつも通り、お気軽に遊びに来てください。

場所:大阪・北区中崎町Cafe&Bar『朱夏』
    大阪府大阪市北区中崎西1-1-18 (AManTo天然芸術研究所併設)
     tel:06-6940-7224  HP:http://katy.jp/shuka/about.html

※地下鉄谷町線「中崎町駅」4番出口を出て、最初の角(お寺)を右へ徒歩30秒、ツタの絡まった古い木造倉庫一階

時間:開場19:30 スタート20:00~(約1時間)
※会場はCafe&Barスペースですので開店時刻(17:00)から入店して頂くことは可能です。19:30になった時点でイベント・チャージを徴収させて頂き
ます。ですので、開場時間は「受付開始時刻」と捉えて頂いて結構です。



 気軽に遊びに来てくださいねー♪

 あ、勿論、本もポスカも持って行きますので、買ってね☆←黙って。






生まれる前から ぼくたちは知ってた。
大声で泣き叫ぶこと。
誰に教わることなく あんなに懸命に
泣いて 泣いて
「ここにいるよ!」って 叫んでいたのに。


どうして 何も言わないの、

どうして 言葉を呑みこんでしまうの、


呑みこんだ言葉が 咽喉のおく
チクチク 痛むのに。
「これがオトナになるってことなんだよ」
そんな言い訳 聞きたくもない。


からだは傷だらけで
こころは穴だらけかもしれないけど。
このままじゃ ぼく等
呑みこんだ言葉で 更にぼろぼろ。


覚えてるでしょ、
からだの何処かで 覚えてるでしょ。
初めて光を見て 泣き叫んだあの日を。


もう一度 産声を上げよう。


泣いて、泣いて、叫んで。
呑みこんだ言葉 全部吐き出して。

生まれなおそう、
からだの傷も こころの穴も
全部もったまま もう一度生まれよう、

きっと 何か変わる。
変わるまで 泣き叫べばいい。
何度でも何度でも 産声を上げよう。




きみが好き でも きみが怖い


きみのくれる ぬくもりに
癒される ぼくを 知ってる

きみが さく この心
癒えぬ傷を 知ってる


風は いつだって ぼくらをためす
きみは いつだって ぼくらしだい


でもぼくら いつだって子どもすぎて
がむしゃらに きみを 玩ぶばかり


きみの 運ぶ やさしさ
いつの日か世界に
運びたい 必ず

それだけが ぼくの ただ一つの願い








私はMCがとても苦手で。
でもこの時喋ったことは、ホンマに、世界中に伝えたい想いなので、そのまま動画に入れました。




キラキラした 言葉だけで
作りたかったんだ。
キラキラした 想いだけ
贈りたかったんだ。

だから あちこちから 集めてきたんだ。
世界中には いっぱい
言葉があふれてるのに
キラキラした言葉は ちょびっとしか
見つからなかった。

でもね
ひとつひとつを 丁寧に縫い合わせたら
それなりに綺麗にできたんだ。

ぼくはぶきっちょだから
見た目は不格好だけど。

明日 きみに届けるね。
世界中の キラキラした想いをつないだ
パッチワークのラブレター。




「飛んでいった言葉たち」は朗読……というか、一人芝居的に書いたものなので、テキストは掲載しません。




降り止まない雨の中

立ちすくむときもある

頬を伝うのは涙か、 それとも雨の雫か

考えることすら億劫

ただぼくは立ち尽くす




名前も知らない誰かに

掛けられた声 温かくて

胸の内 熱くなる

流れるのは 涙。





通り過ぎる人の群

置き去りの寂しさ

今何をしてるの、 答えることできない

泣くこともできず

痛む咽喉 押さえた



何処へ行く 虚しさ

居場所なんて見つからなくて

抱き締めてくれた言の葉

流れるのは 涙。










密かにあの振りをして見た。気づいたくれた人は心の友(笑)。


今日も伸びていく 都市-マチ-が
隠していく あの日見た夕焼け
見上げても 見上げても たどりつかない空は
この都市の向こう なにを思うの、


高層ビルに囲まれた陸橋 行き交う人々の間で
掻き鳴らすギターは 空まで届かない
口ずさむメロディは 古ぼけて 雑踏に消える


どうせなら もっと
この都市を飛び越えるほどに

どうせなら もっと
この都市を飲み込んでしまうほどに


声をはりあげ 叫べばいい


同じではいられない
明日の都市を 呪うかのように
祝詞を捧げましょう
神や仏にではなく
今 この地上に 生きるすべての命たちに
捧げましょう

祈りの言葉を紡ぎましょう
やさしさだけ織り込んだ
今 生きるすべての命に 感謝をこめて
紡ぎましょう

悲しみも 苦しみも
なにもない世界なんてないけれど
せめて 今
生きていることに感謝と祝福を贈りましょう

祈りの言葉を 紡ぎましょう
命のすべてに 心からの 祝詞を 捧げましょう




P.A.D.9の最後に大ホールで読んだ群読のテキストです。
そして下記の動画から、P.A.D.のパフォーマンスが始まりました。



タイトルは「すべてを知る女」。
随分と前にタロットカードをテーマに書いた掌編を朗読させていただきました。
ホンマ、へたくそな文章で、やな感じです(笑)。