双胎多血貧血症候群と長男の最期 | 3つ子妊娠と死産と出産の記録

3つ子妊娠と死産と出産の記録

不妊治療を経て
3つ子を妊娠しました。

二卵性3つ子で
双胎間輸血症候群、双胎多血貧血症候群発症。
手術と長男の心停止

現在切迫早産で入院継続

出産までの記録として残していこうと思います

(2018.10.12更新)

双胎多血貧血症候群(以下TAPS)の事について。
これで最後の記録になります。


術後5日目。
朝からドップラー心音計で3人の元気な心音も聞き、のんびりと過ごしていました。


前日のエコーと心音計も大きな変化はなく。
ただ、夕方のエコーの時も寝る前の心音計の時も
いつも三角形みたいな配置の3人が珍しく
縦一列に。

3人共ものすごいひっついてるね〜

と、先生や看護師さんから言われたのを
よく覚えています。



旦那にその事をラインしたら
団子三兄弟やな🍡
なんて懐かしい話になったり。。
(最近の若い子は知らないんだろうなぁ〜ニヤニヤ



5日目の朝は、
いつもの定位置に戻ってる感じで、
喧嘩でもしたんかな??
なんてお腹の中の様子を妄想して楽しんでました。



それから2時間後。
朝のエコーに呼ばれエコー室へ。


本当にいい先生で、
朝夕2回、毎回30分程かけて丁寧に診察して下さってました。

大きい病院で入院するとそんなもんなのかもしれないんですが、
エコー後も先生がお腹を拭いてくれて、
基本的にエコー検査は看護士さんが居ることは少ないです。
(今の病院も、内診は看護士さんが付いてくれてますが、エコー検査はDr.だけで診てくれてます)



20分ほど経って、
その日は珍しく先生がPHSで看護士さんに来るように連絡をしていて…


この時点で、
何かが起きてる‼︎
と、とても不安になって頭の中は怖い怖いばっかりで…
(今まで病状説明など、何かある時はNSに同席してもらわないとダメなんよ。と先生が言われていました)


朝の忙しい時間で、
看護士さんの来るのも遅くて、
ただ単に私の体感時間がとてもゆっくりに感じただけかもしれません。


看護士さんが来て、
先生が口を開いた時に

左の子の心臓が動いてない。

と、言われました。




まさか
まさか
そんな
だって‼︎


って、



まさか、
まさか
そんな事が起きてるなんて思わなくて。



TAPSの状態が悪化して
危険な状態になっている。
とか、
何か悪いことが起きてるけど、
危険な状況だとは思ったけど、
まさか、
まさかそんな、




って、とても信じれなくて
でも先生が
ごめんね。
って何度も言ってくれて、


必死で首を横に振って
ぼろぼろ涙を零すしか
出来ませんでした。





旦那への電話は
先生がしてくれる。
との事で、
この日もたまたま研修に出てた旦那に
先生から電話が行くから出てね
とだけラインして
そこから数時間旦那の到着を待っていました。






旦那が病院に来て、
でも先生はほかの方の緊急手術になったみたいで、
そこから数時間、
旦那とポツリポツリ話をしました



正直なとこ今もなんですが、
お腹の胎動が、
もう動かないはずの子が、
元気な頃に動いてた部分で感じる時があります。


今は上下で一人づつなんですが、
下の子が大きく動いて、
上の子がいるとこまでビクッ‼︎とお腹が揺れたり
逆も然り。で、
看護士さんにもモニター(NST )をしながら、
今のは上の子?下の子?と聞かれる事があります。


でもその時は、
胎動があるよ。。
何か悪い勘違いだったんじゃないかな。
また心臓が動き出したんじゃないかな。
って、旦那にも言えなかったけど
心の中では思っていました。。



そして
手術が終わった先生が
着替えもせずに
再度エコー室でエコーをしながら確認して下さいました


私は怖くて
エコーを見る事が出来なかったんですが、
心臓が止まって潰れてる。
と、改めて旦那と私に説明をしてくれました。



エコーを終了して、
今度はテーブルで今回の術後の変化やTAPSについて説明をしてもらいました。


数日前の説明の時にあった
再手術の危険や難しさの話は無く、
TAPSもTTTSと同様にステージの分類があり
TAPSの手術はステージ3以上が目安で
我が子の場合はステージ1と2の間くらい
で再手術への判断がしきれなかった
と言われました。


説明の間も、
何度も先生は謝ってくださって

本当に
本当に
先生のそういう優しさが
ありがたいと共に申し訳なくて
やっぱり首を振って泣くしか出来ませんでした。



再手術の危険性や難しさについての説明は
旦那は聞いてなかったので
そこだけもう一度旦那に説明をして欲しい。
と、お願いして
今後どうするかの話になりました。




TAPSもTTTS同様、
片方から片方に血液が流れ続けている状態のため
片方が亡くなってしまった為
その流れ続けている血液も今後は流れなくなる事
そのためTAPS自体は自然と改善される事が予想される事
再手術の必要は無くなったこと

という事で、山口の病院で出来る治療は終わった事。
今の体調なら元の病院への転院は可能という先生の判断と
今後どうするかは私達夫婦で決めて良いとの事でした。



大型の台風が近づいていた事や
次の日が金曜日でギリギリ平日な事
今後は出産まで元の病院に再入院になる事を考えても
早目に戻った方が良いだろう。
との事で、次の日に退院する事を決めました。


先生は最後まで謝ってくれて、
私達夫婦は先生や看護師さんに
ありがとうございました。
と、もうそれ以上に伝える事がないくらい
病院の方々には感謝の気持ちばかりで
病院を後にしました。


結果1週間ほどの山口滞在でしたが
帰りの新幹線を待つ間に
最初で最後の親子5人での家族旅行だったね。
なんて話しながら帰ってきました。

また、来たいね。
また来ようね。

ってお腹に話しかけたりしながら
辛かったけど
でも穏やかな気持ちで
山口から戻ってくる事が出来ました。



本当に
本当に
山口大学病院の皆さんに
お世話になった感謝で
今もいっぱいです。


(もちろん、今お世話になっている病院も
良い看護師さんと、丁寧な担当の先生で、
本当に感謝ばかりです)