--今日のひとこと--

白石まいやんの卒業集合写真が届きました。

今までにないカタチですが、なんか、いいですね。こういうの。

「息が出来なくなるくらい大号泣」しながら途中退場せざるを得なかった高校生メンバーが、この写真には一緒に写っていたことに安堵したのでした。

 

そして、もう1つ。TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」は凄かった。久保・山下推し、(特に山下)だったら必聴じゃないかとも思える。

「アイドルを応援すること」に自覚的に、真摯に向き合おうとするならば、

その罪深さや苦しさも感じさせる内容だったと思います。

 

--本題--

 

・自身初の表題センター

・お披露目センターを除く1期生以外からの初センター

・白石麻衣卒業後の初シングルで、売上動向が嫌でも注目されるシングルのセンター

・握手会開催不可により売上の暴落が確約されているシングルのセンター

・2期生エース堀未央奈の卒業シングルのセンター

 

今彼女が背負っているものの重さを考えれば、そこから逃げ出さずに真ん中の位置に立っているだけでもう偉いと思いますね。

初センターと考えれば、これまでの活動成果は破格の出来なんじゃないかと。

 

選抜発表の時は、フロント両脇がセンターを支えるのかなと予想しましたが、(表面上は)真ん中が一番強かったみたい。

「やまはあまり自分から助けを求めない」(LINE LIVE)とも言っていました。

そういえば、岩本蓮加は「今回の表題曲は山下は勿論だけど、梅澤と久保にかかっている」(EX大衆・1月号)と語っていました。

 

 

特に、TV番組における活躍ぶりには目を見張るものがありました。

恐らく、彼女なりに「自分に何が出来るのか」を考えて、自己分析をした結果がテレビ(バラエティ)だと。

その中でも得意だ・戦えると思ったのが「あざとい」、「辛い物が好き」というキーワード。

それをもって番組に逆オファーをしたのかな、と思います。

そこで与えられた、限られたチャンスの中で結果を残せる彼女はホンモノでしょう。

 

「有吉ゼミ」では「乃木坂46はすごいんだぞ、というところを見せたい!」と言って激辛マーボー丼を完食。

バラエティだから泣きこそしませんでしたが、結構胸に来るものがありました。

収録当時はまだ新センター就任が公表されていない時点での撮影。「新センターと知ってたら、もっと沢山写したのに!」と番組スタッフはきっと後悔しただろうな、、という出来栄えでした。

 

「ヒルナンデス!」、には水曜日のシーズンレギュラーに。

初参加のときは流石に大丈夫か?と見ていましたが、心配ご無用でした。

2回目以降は安心して「今日は共演者にどんなネタ仕込んでくるかな」という目線で見ていました(笑)

ファン層の異なるお昼の情報番組にぶっこんだところに運営の本気度、急場凌ぎでなく彼女を本気でエースにするんだという意志を感じました。

 

「あざとくて何が悪いの?」でも制作側にスキル・意識の高さを評価されて、彼女主演の番組内連ドラが始まりましたね。

1話のみ放映済みですが、なかなか次が面白そうな展開です。

 

TV番組出演における立ち居振る舞いの上手さは、過去のどのエースたちよりも優れているんじゃないかと感じます。

 

 

そのヒルナンデス!にて、ナンチャンに「熱いね」と言われましたというインタビュー記事より。

「白石さんが卒業された直後のシングルなので、いろいろ言われると思うんです。(中略)
後輩の中にはそういった言葉を間違った解釈で受け止めてしまう子もいます。だから、矢が飛んできたら、私が彼女たちの盾になって受け止めようと思っています」(東京カレンダー・2月号)

勿論本人はそのマインドでやってくれれば良いと思うけれども、いの一番に守るべきは一番先頭に立つ彼女自身ですよね。

…しかしながら、そんなこと外野が言わずとも、飛鳥はとっくに美月をフォローしているようです。

「色々なことに気を遣いすぎて正解が分からなくなり、帰りのバスで泣いていたんです。そのタイミングで飛鳥さんが連絡をくれました。

『私もセンターをやったから、悩みも凄くわかる。この期間にいっぱい話そう。』と。すっごい長文で。」(BRODY・2月号参考)

どんだけ斜に構えた発言ばかりしていても、彼女は本音は優しい人間だというのをファンは知っていますから(笑)

本当に、面倒見の良い先輩です。

 

個人的には、飛鳥×美月の乃木坂未来対談が見たいですね。

飛鳥の最近好きなんだろうなと感じる言葉は「変化」。

美月のインタビューで良く見るのは「今のままがいい。現状維持」という発言。

一見正反対な発言をする2人が対談したらどういう結論に至るのでしょう。

(多分、選ぶ言葉は違うけど想像する未来はそこまで乖離していないのだと思います)

BUBUKAかBRODYあたりで特集組んでくれませんかね。

 

これだけやって、些末なところにまで手抜きが無くて。

選抜発表当日、クリスマス、大晦日、年始早々にブログを送ってきて、

こんなにタイムリーにブログを書けている選抜メンバーは他に何人いるでしょう(笑)

中身は、ファンが聞きたいと思っていたこと、関係者の感謝、今後の出演情報と、内容的にも100点満点。

付け加えるならば、モバメもほぼ毎日しっかりとした内容で来ますし、ファン口を揃えて「迷ったら美月のモバメは取るべき」というのにも納得。

やらなくても良いことを高い水準で継続できるのは、自分に対しての厳しさ、意識の高さによるところなんでしょう。

 

 

これだけ充分にやっている彼女に、傲慢にも更に高望みをするならば、

逆説的になりますが、「そんなに何でも出来なくても良いんだよ」ということかなぁ、と思います。

 

今後の活動の中で、

例えば彼女の運動神経の悪さ(飛鳥談)やドン臭い(飛鳥談)ところといったような、

弱いところ、更には感情的になるところが自然と出てくると良いなぁと感じます。

 

山下美月に対してよく使われる表現は、”プロ”という言葉。

勿論、称賛の意味で使っているのだけれども、それを言われれば言われるほど、彼女はそうであり続けようとするんだろうなと想像します。

 

話は変わって白石麻衣って、誰もが認める超絶美人です。

けれども、「あれれ?」と思う隙があった。

だから、私(たち)は、「まいやんはファンには素の姿を見せてくれている」という気にさせてくれた。(あくまで、「気にさせてくれた」だけですが)

そういう隙を垣間見せるのを忘れないところまで含めて、彼女は完璧だったんだろうなあという気がします。

ファンが白石麻衣に対して”パーフェクト”、”完璧”という形容をあまりしないのは、山下美月に”プロ”と言いたがるのと対照的でしょう。

上手くは言えませんが、「弱さを出せる強さ」とでも言いましょうか。

 

 

ここまで書いて、でもやっぱり彼女はこの戦略は取らないのでしょうね。

「私は感情のままに動ける人ではないから、客観視する力を強みにしていきたい」(anan・2月号)と。

それだけ自分を客観的に分析できて、「ドキュメンタリーで、芸能人の人間味を知ると急に好きになる。オフの部分に魅力が詰まっている」(TOKYO SPEAKEASY)ってことにまで気付いているんだったら....!、たまには敢えてその”弱い方”で攻めても良いんじゃないのと私は思ってしまいました(笑)

 

もし、「ファンの夢を崩すのが申し訳ないから、口角を下げることを止めない」山下が、そうではない表情を見せたとしたら。

ファンは幻滅するんですかね。多分、逆なんじゃないかなぁ。

 

私がそう感じるのは、久保ちゃんファンだからというのもあるのかも。

正解は無いし、色々な選択肢を知った上で、私はこれで行くというのならば、それは否定すべきではない。

きっとそれを貫き通せる精神力もあるのでしょう。

 

 

…次のバスラでは中心的役割を求められるはず。何かドラマは生まれるでしょうか。