乃木坂が誇るアタリ作曲家・杉山勝彦と、乃木坂が誇るハズレ映像作家・東市篤憲の組み合わせ。

 

●詞について

前作「17分間」に続き、秋元康によくありがちな恋の歌、という印象。

 

●曲について(曲:杉山勝彦)

イントロで「コレだ」と期待させてくれるのは、さすがの一言。乃木坂ファンが好きな音のはず。

ただ欲を言えば、そこからあまり(曲が)広がらなかったという印象。落ちサビあたりにもう1フレーズちがう展開のメロがあったら満足しただろうな、と思いました。

 

●MVについて(監督:東市篤憲)

毎度監督名はチェックせずに初見は映像を見るけど、これはこの人だろうと想像できました。

映像の画質感が異常に良い、何かを表現したげだけど結局何言いたいかは分からない、暗い室内セットに水色×紫系の光線、酔いそうな旋回映像はこの人のクセだなと。

 

とは言いつつ、今回は嫌悪感はありませんでした。

題字について。「価値あるもの」は(…こいつ正気か?)と思ったけど、今回は良かったね苦笑。

 

良いなと格を感じたのは、井上和の「?」のシーンと中西アルノの(ニコッ)のシーン。

いちばん意外性を感じたのは岡本姫奈。普段こんな表情はしてないですよね。

 

ダンスシーン、リップシンクはてんでイマイチ。バンドエイドは良かったから、アイドル側というよりも撮る側の問題なのでしょうか?床は同じはずなのにね(笑)