+と-の関係から思う、相手を尊重する事。 | ぐちゃぐちゃブログボード。

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自分が思った事や考えた事を淡々とコルクボードに張り付けるかの如く書いていくブログ。特別な意味はありませんが、何かしらの発見があったら幸いです。(旧:はっちゃけ!ゲーム日和)

人間関係には+とーの関係があるんですよ、と後輩から聞いた。聞いたのは随分前の話だが面白かったので、これについて書こうと思う。


例として”ゲーム”をあげよう。当然俺が好きな物だ。つまりゲームに対して良い印象、+の感情を持っている。もし、接している相手がゲームに対して+の感情を持っている場合、その人に対して好意的に接する事が出来るだろうという物。


逆に嫌いな物・・・ゴキブリをあげようか。俺も大人になったが、残念ながらいまだに好きになれない生物である。嫌いだ。当然-の感情を持っている。もし相手もゴキブリが嫌いであれば、好意的に接する事が出来るのではないかと。


後輩は話を少し面白くしてくれて、漫画を例に出してくれた。より強い敵が現れた時、主人公の味方になる敵が出てくるみたいな。お互いに強い敵に対して-の感情を持っている⇒同意して共闘するっていう展開があるじゃないですかと。


これらの事から”+と-の関係”が成り立つ。+と+を掛け算すると+。-と-を掛け算してもプラスだ。好きか嫌いか、どちらでも同調する事が出来れば、話が合う相手や味方が見つかるのではないかと教えてくれた。この話が個人的にはとても納得出来る話だった。



自分が経験した中では、とても仲良くなった友人の一人と”+と-の関係”が、絶妙にマッチしていたと思う。俺はマリオやゼルダといったゲームが大好きだが、相手も大好きだった。一方で俺は女の子ばかり出てくるアニメが嫌いだったのだが、相手も女の子ばかりが出てくるアニメが嫌いだった。


ゲームに関しては+の感情で同調し、アニメに対しては-の感情で同調していたという訳だ。


しかし、ある時から俺が女の子ばかり出てくるアニメに対して+の関係を持つようになった。+と-を掛け算すると・・・そう、当然-の関係になるのだ。趣味程度で関係がそんなに悪くなるものなのか、と言われてしまいそうだが、実際関係が悪くなってしまった。


俺はアニメに対して好意的になっただけで、ゲームが嫌いになった訳じゃない。いまだに大好きで遊び続けているのだが、どうしても友人は気に入らなかったみたいだった。アニメにハマってゲームを辞めてしまう人が多いらしく、俺もそうなってしまうんじゃないか・・・と嫌悪感を抱いていたのだった。



一方で関係が良くなった友人もいる。前から友達には変わりないけれど、以前より俺に対して色々話してくれるようになった気がする。アニメに対してのびのび話すようになってくれた。今までちょくちょく会っていたのに、あまりアニメに対して話さなかったのは俺のせいだったかなと思うようになった。


他の友達に友菓子というゲームアホがいるのだが、彼とゲームについて話す時、彼は任天堂のゲームに対してほとんど話さなかった。多分俺が任天堂ゲームが好き過ぎたから、遠慮していたのかなと思う。面白かったら話はしただろうが、文句はコイツがいる間は言えねーなって思われていたんじゃないかなって。


今は俺が任天堂に対して少し落ち着いた姿勢で楽しむようになったからか、以前より話すようになってくれた気がする。以前は1割程度だったが、今は3割くらいにはなったんじゃないだろうか。


これらも+と-の関係があったのかなと思う。前者は俺がアニメに対して+になったから話してくれるようになった。後者は相手の任天堂に対して-の感情を察せるようになったから、話せるようになったのかなって。



今でも上手く出来ない事はあるけれど、相手の考えを尊重する事が大事だ。俺はアニメが嫌いだ、-の感情を変えるつもりはねえ!って人がいる事自体は別に良いと思う。でも俺は尊重するやり方のほうが肌に合っていると思った。その方が有意義だと思ったからだ。


相手の+と-の感情を理解までする必要はないと思っているが、何故そう思うのか、尊重してあげる事が出来たら・・・。一歩上の人間関係を作れるのではないかと俺は思う。尊重する意識が大切なんだ。尊重した上での意見ならば、相手も納得した上で話を聞いてくれるのではないだろうか。


勘違いして貰いたくないのは、相手を尊重する為に行動していないという事だ。ここでいうと、尊重する為にアニメを見始めた訳じゃない。薦められてなんとなく見ていたらハマっていたんだよな。


ではまた。