ミサで歌うレクイエム | カプチーノを飲みながら

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2017年、最初のコンサートがありました。
今回は
豹のコントラーダ(地区)の教会でのコンサート。
僕はコンサートが始まるまで分かってなかったんですが、ポスターのタイトルは
『エットーレ・バスティアニーニ没後50周年の祈祷ミサ』です。
 
エットーレ・バスティアニーニとは、シエナが生んだ世界的バリトン歌手で、僕も学生時代からバスティアニーニを知っていたし、彼の歌を何度も聴きました。
我が合唱団の正式名称も「Unione Corale Senese"Ettore Bastianini"」となっています(かつてバスティアニーニも所属していた。彼は豹のコントラーダの出身)
 
練習での様子、演奏者とソリスト達
 
場所は、カルミネの聖ニコロ教会。
ここは、演奏者達の控室
教会の内部
写真を見ると分かりますけど、ものすごく天井が高い!
残響音のすごさが想像できるかと思います。
本番直前。豹の地区の旗手も入場してきました
 
ここから先は、ミサが始まったので、当然写真は撮れませんでした。
本番では、ヴェルディのレクイエムを歌いました。全曲ではなく抜粋でしたが、レクイエムは、まさに教会のミサの場で歌う楽曲だということを、肌感覚で実感しました。
それから、ミサは司祭と聴衆による詠唱の掛け合いがあるんですが、多くの人が次に何を言うか分かっていて驚きました。カトリックの国だとはいえね。
主の祈りは、僕も分かったんですが。
 
 
ちなみに、僕は普通のコンサートだと思って友人達に声をかけていたので、聴きにきた友人は、いきなりミサが始まって驚いたんじゃないかと。
すみません。いや、僕も驚いたんだけど。