最近アメリカの大学院留学に関するお問い合わせをいただくことが度々あるので、このブログで過去に連載していたアメリカの大学院でスポーツ経営学を修了するまでのお話を改めて更新していくことにします。
そもそもこのシリーズを始めたきっかけというのは、留学時代のお話をブログにて紹介している方々はけっこういらっしゃるようですが、スポーツ経営学に関しては非常に少なく、特にフロリダでの体験記となるとほとんどみたことがないので、せっかくなので自分のやってきたことを書いてみようと思い立ちました。
第1回の今回は、前書き&目次的な内容です。
それでは、スポマネ大学院留学記のはじまりはじまり~。
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2011年12月、フロリダ州立大学のスポーツ経営学修士課程を晴れて修了しました。
2008年4月に大学院で勉強することを目指して渡米して以来、3年8ヶ月の時間を費やしました。
もっというと、2006年頃に本格的にスポーツ経営学を勉強しようと決めて学校探しや貯金、出願資料の作成などを含めた準備期間から数えると5年以上かかったわけです。在学期間は様々な経験をして、たくさんの出会いもあり、本当に毎日が充実した日々でした。
この連載にあたって、大きく分けて2つの目的を設定しました。一つ目は、自分の人生において最も充実した時期の思い出として、(公開)日記的に書き留めておきたいというものです。そして二つ目は、これからアメリカの大学や大学院でスポーツマネジメントを勉強したい人たちやスポーツ業界で仕事をしたい人たちへの情報収集の一環になればいいなあ、というものです。
この二つ目の目的にはきっかけがあって、もともと自分が留学しようと決意し準備期間からずっとモチベーションの維持に愛読してきた「スポーツ経営学留学ガイド」という本があるのですが、この本が書かれたのは2003年でした。内容はアメリカでスポーツ経営学を勉強したい人たちには非常に参考になる情報がたくさん書かれていますが、やはりおよそ10年前のものなので、このブログに載っている内容が、その本にさらにアップデートされた補足的内容を追加されたものとしてとらえてもらえるといいかもしれないという思いがあります。
個人ブログで一番肝心かつ大変なのは継続という点であることは重々承知で、時間とパワーが必要な作業でありますが、マラソン大会で完走するつもりでがんばってみようと思います。
ということで、第1回目はこのシリーズの構成を載せておきます。
<第1章>
-アメリカのスポーツ事情
-ビジネスとして(プロ、アマ、ユース、ローカルなど)
-学術分野として(学会、影響力)
-留学にあたっての私的バックグラウンド
-動機
-下調べ、学校決定
<第2章>
-準備期間その1:渡米前
-推薦状、テスト勉強
-準備期間その2:渡米後
-出願(願書、テスト)
<第3章>
-大学院生活
-前半:授業の苦労話、プログラムの内容、履修科目等
-後半:授業の話、アスレティックプログラム、そのほか体験談
<第4章>
-アメリカの大学院紹介(NASSM、NCAA)
<第5章>
-あとがき
もしかして今後調整・変更されていく部分もあるかもしれませんが、基本的にはこのような構成でやっていきます。それでは今回はこの辺でお別れです。次回はアメリカのスポーツ事情を紹介しようと思います。
それでは次回まで、Stay Tuned!
壮