日本はM 7.9 の地震で大被害が出ている一方で、一昨日、NYC の Roosevelt Island (Manhattan と Queens の間にある島)でM 1.7 を経験したそうです。「何かが爆発したのかと思ったわ!」と近所の方。Firefighters 消防隊・消防車が出るわ出るわ、ニュースの報道、解説のおじさんと、もう大変な騒ぎです。
揺れを経験したことがない人たちばかりなんでしょうが、ここNY で震度3でも起きたら、大パニックですね、間違いなく。
年明けの私のヨガのクラスでは、" New Year's practice だし、新年何かおもしろいことをやりましょう" ということになって、日頃 warm-up で数回やる Surya Namaskar を30回やることにしました。A 20、B 10。
巷のYoga Studio イベントものでよく見かけるのは 108 回です。
Surya Namaskar 英語で Sun Salutation (↓こういう動きです。写真とビデオ参照)日本語だと太陽礼拝って呼ぶそうです。
30という数字はあまり意味はありません。クラスは Surya Namaskar だけじゃないし、他にも postures たくさんあるので30にしました。
Traditionally, Ashtanga では warm-up として5回ずつ行うと教わった気がします。30回だけですが、alignment やら theme について、しゃべりながら動くのはスタミナ的に challenging でした。
20年くらい前NYCで、Yoga がめちゃくちゃ流行っていた頃、NYC のヨガスタジオでは、Central Park, MOMA Museum, Times Square その他の大きな公園などでイベントをするというのが流行っていました。Fund-raise 基金集めのイベントなどもよくあって、その頃のイベントでよく見たのが、 "108 Surya Namaskar" だったんです。
回数が増えてスタミナなどキツくなってくると、当然ですが alignment 関節の位置や筋肉の使い方などが疎かになりがち、要注意です。特に肩や首に気をつけないと、rotator cuff や首筋など痛めます。私たちの教える yoga lineage では alignment にめちゃくちゃ厳しいので、胸を前に、肩は常に後ろに、視線はまっすぐ前にが出来なくなったら、もう回数を多くする意味はないと考えます。
肩をすくませて前に出して、必要以上に顎を上にあげて首を倒し、足やお尻の力が抜けちゃっている misalignment が多いのが実情ですが、若い人やクラスで数回 vinyasa (Plank - Chaturanga - Bhunjangasana) をするだけならケガはないかもしれませんが、長い目で見ると危険。
backbending Cobra など後屈エクササイズの大事な基本中の基本は、thoratic spine 肩甲骨の間あたりをポイントにしてカーブさせることと、Glutes & Legs お尻と脚を使うことです。thoracic spineこの部分は誰でも大抵カーブしにくくて難しいので、顎を突き上げて首を曲げることでカーブができた気分になってしまう場合が多いです。Lower back 腰のカーブや首のカーブは人間の体の構造上やりやすいのでここでカーブを作りがちですが、backbending するポイントはあくまで Uppdr back、特に柔らかすぎる人はケガしやすいので要注意です。
(Fitsri Yoga)