感情を感じ切るということは、精神衛生上とても大切なことだ。
でも、そう思うようになったのこここ数年だろうか。
ぼくはずーっと、
感情的な人は子どもで、我慢が足りない、恥ずかしい、
そんな風に思っていた。
大人はそれではいけない。
自分の感情くらいコントロール出来て当たり前で、
感情のコントロールとは、感情をむやみに出さないことだと信じていた。
感情のコントロールというのは言葉のあやで、
その内容は単に抑圧するということだった。
何でもそうだろうけど、出ようとしているものを我慢するのは気持ちが悪いものだ。
小便や大便で考えれば分かり易い。
無理に我慢すると気持ちが悪いだけでは済まない。
それだけで、地獄を味わうことになる。
あの地獄は誰しも経験があることだろう。
感情を出すのを我慢するというのも同じで、本当は凄く気持ち悪いものだけど、
いつも感情を出さずに我慢していると、それが当たり前になってしまう。
気持ち悪い感覚が普通になってしまうのだ。
感情を抑圧し続けると、
いつもイライラして落ち着かなかったり、
ちょっとしたことで感情が爆発したりする。
そういう状態は気が休まらず凄く疲れる。
当然幸せは感じられない。
抑圧されて溜まったエネルギーって凄い力で逃げ出そうとしていて、
ちょっとでも締め付けが弱まると、そこから一気に飛び出すんだと思う。
だから、それを時々逃がしてあげる必要がある。
そうすればより過ごし易い状態になる。
もともと、感情が出て来た時にそれを感じちゃえば、
後は何もする必要は無い。一番シンプルだろう。
しかし、それを我慢する習慣がついてしまっているので、
いちいち抑圧しちゃうのだ。
感情は抑圧した後でも、感じることが出来る。
感じ切れば消えてしまうので、
感情が溜まってると思ったら、その都度感じ切ってあげれば、より平穏に過ごせるだろう。
感情との付き合い方は、幸せに生きるためには大切な技術だと思う。
けっして難しいものでもないので、
その大切さに気付いてから身に付けても遅くは無いだろう。